春のお花

 3月とはいっても、まだまだ寒い日が続きますね。ちょっと冷え込んだ夕方、保育ママさんのおうちに娘を迎えに行った帰り、家の近くのお花屋さんの前を通り過ぎるときに、小さなピンクの花束が目につきました。
白熱灯の灯りに照らされたお花がとてもかわいらしく、温かく思わず、引き返して手を伸ばしました。
「これください。」「ご自宅用ですか?」
茶色のクラフト紙に包んでもらって、胸に抱えるとなんだか胸のあたりがあったかくなった感じ。
3歳のむすめも、「りんちゃんはね、ピンクが好き!」とうれしそうに言います。
 店のおじさんが店の奥に入ったかと思うと、大きなガーベラを持って来ました。娘に向かって、「こっちのは、お母さんのお花」「これは、りんちゃんのお花だよ」と手渡してくれました。
娘は「ありがとう!」と言って、ピンクのガーベラを私と同じように胸のあたりにささげ持ちました。
 家に帰るまでの道すがら、私も娘を幸せな気持ちで、テクテクと歩きました。
ああ、春だなと感じました。みなさんは、どんなときに春を感じますか?
私は、春爛漫もいいけれど、冷たい空気の中に変化の兆しを感じる、そんな”期待感”のようなものが好きです。
 家に帰って二人でそれぞれ別々の花瓶に花を挿して「もうすぐ春だね」と言うと娘が「春になるとピンクの花が咲くんだよ」と答えました。
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