白金亭のセミナーで。

メニューをプロデュースしている「白金亭」でセミナー。
お客様は都内の栄養専門学校を卒業する22歳の管理栄養士さんたち50名。
会場に、足を踏み入れると、ひとりの男の子が、近寄ってきて、

「阪口さんですよね。話してもいいですか?」
席をすすめると彼は座って口を開いた。管理栄養士としての勉強をしながら、二つの現場に身をおいているという。
ひとつは、医師について、在宅医療の家庭を回ること
ひとつは、病院で、東洋医学の考え方に沿って、治療を行う、理学療法士について、研修をしているという

「阪口さんは、東洋医学の考え方と、中国医学の考え方を同じ医療の場で使えると思いますか?」

私は、中国で行われている「西洋医学の検査数値に、中国医学を応用する、中西医結合」の臨床の話をした。自分の持っている「知識」の話。

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彼は
「森ではなく、木をみる西洋医学の思想と木よりも森を優先させる中国医学の思想は、同じ場所で融合させることはできないって、僕は考えるんです。」

驚いた。

初対面で、この男の子は私と「哲学」を話ししたがっている。私から知識を得たいと思っているんじゃない。

そのとき、スタッフから、声がかかった。
「先生、セミナーの時間です。」

不思議な感覚を憶える。

世間話をするのと同じ軽さで、まっすぐに私に哲学を話しかける22歳。
その「素直さ」と「風通しのよさ」

私が何年もかかって、手に入れるような、心の身軽さを、すでに身につけている若い人たちがいるんだと、思う。

もっと素直になれる
もっとしなやかになれる

彼らに学ぶことは多い。



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薬膳料理家 阪口珠未の漢方キッチン
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