バルセロナの旅 ~ガウディ・カリキュラム2~

2013.8.9

二日目の朝、サグラダファミリアへ
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朝9時に、生誕のファサード側のエレベーターを申し込んでいます。
到着すると、チケットの購入窓口は、すでに長蛇の列。
インターネットで予約していておいて、良かった~。
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二つの塔をつなぐ、細い廊下から見える朝のバルセロナ。
下りの螺旋階段が、めちゃくちゃこわい。
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真ん中をのぞくと最下層が見える。穴は小さくて、落ちるわけないんだけど、腰がひけてしまいます。
むすめは何の恐怖もなく、走って降りて行きます。
そして、聖堂へ。
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娘にどこを書く?と尋ねると、「きれいな窓」とのこと。
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スケッチの間、一人で聖堂の中ですごします。
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ステンドグラスの色に染まった光が床を染めています。
圧倒的な美しさに、言葉を失い、そして「調和」を「やすらぎ」を感じました。、
ここを訪れる誰もが、きっと思い浮かべるだろう疑問。
ガウディを、ここまで駆り立てたものは何だろう
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天窓から差し込む光。
一人の人間が「自力」で「がんばって」成し遂げ神のられることは、限られています。
でも、エゴという枠を超えて、「大きな力」の助けを得ることができたとしたなら?
「不可能」と言われることを、実現し、私たちに大きな感動をもたらすものを表現できるでは?
この聖堂が、天窓からの光を受け入れることによって、命を吹き込まれているように、ガウディ自身も「大いなる力」を受け入れることで、偉大な表現をなし得たのではないかと思うのです。
ガウディを創作にかりたてたと言われる「神への信仰」は、東洋思想でいう「空」の概念と似ているように思いました。
「空」とは、自分の中に「SPACE=内なる宇宙」を作ることによって、大きな宇宙と完全に調和できるという考え方です。
「ゆだね、受け入れる」こと。そこによって自己の枠を超え、、調和すること。

ガウディのような天才に比ぶべくもないですが、それは、私たち誰もが持っている神の力かもしれません。
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