北京での生活~子供たちと民族園へ~

2012.8.11

今回の留学には、娘と友人の娘さんKちゃんが一緒です。
滞在中の3週間、二人とも夏休みの宿題があります。
私が、病院に行ってる間に、計算ドリルやひらがなの練習などは、お母さんがさせておいてくれるのですが、自由研究は、そうはいきません。
せっかく中国に来たのだから、中国らしい自由研究がいいよね。
中国には、56の少数民族がいて、彼らの生活様式を紹介しているところが北京にあります。「中華民族園」です。ここに訪れて中国の少数民族について、自由研究をすることにしました。

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朝からバッグに水筒とおやつ、ノート、色鉛筆を持ってでかけました。

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市営のバスを乗り継いで民族園まで、1時間。
二人ともよくがんばって、たどり着きました。

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身長が120センチ以下だと入場料は無料。娘は120センチに届かないのですが、Kちゃんは130近くあります。
「二人とも、まだ6歳だから、いいでしょ~。」と窓口で頼んでみたら、
「酸了!(まあ、いいわ!)」とのこと。
案外、融通が効くな~と思いながら中へ

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まずは、塔塔尓(トウトウニ)族の博物館を、写生します。

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二人とも、色鉛筆を貸しあいっこしながら、一生懸命描いてました。

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こちらは、撒拉(サラツ)族の建物。
建物の中は、生活様式が展示してあり、北京在住のその民族の人が、中を案内してくれます。

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撒拉族は、お座敷型の生活のようです。

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この民族園はとにかく広くて。。。。
園内に湖があります。
龍湖。かかっている橋の景観が美しい。

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小さな小川があったり、歩いていて飽きません。

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これは、苗(みょう)族の衣装。
10元で、苗族の女の子の衣装を着せてくれます。首飾りは、本来は、銀でできているんだそうです。
二人とも、苗族のお姫様になって、上機嫌!

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チベットのお寺を再現してあります。

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中に入るとたくさんの仏様
「な~む~」とお参り。

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二人で相談して
「釈迦牟尼仏を描きたい!」とのこと
どうぞ~。

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仏様の前に体を投げ出して、写生する二人。
描きあがった絵には、「しゃかむにぶつ」の文字
可笑しい!

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出口の近くには、新疆ウイグル自治区の葡萄棚。

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新疆のブドウは、中国では、有名ブランドです。種がなくて、皮がうすくて、甘い。
まだ小さい房。かわいいぶどうが葉っぱから覗いています。
「ぶどうの絵描く!」
これで、今日の自由研究は終了。

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帰りは地下鉄で、帰ります。
すっかりくたびれている二人。
「今日、どうだった~?」と訊くと
「楽しかった~~。」との答え。
素敵な自由研究が仕上がりそうです。