紫蘇の活用

2011.8.7

 暑い都内と違って、山梨の夜は、思いがけず冷えこみました。
キャンピングカーの窓を開けて寝たら、夫が風邪を引き込んでしまいました。
頭痛と寒気。
道の駅で紫蘇の葉がたくさん売っていたので、紫蘇の葉茶を作りました。
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紫蘇は解表と言って、体表に取り付いた風邪の邪気を取り去ります。
また、胃腸の働きを整えるので、腸のバランスのくずれを起こしやすい夏風邪にはぴったりです。
作用が強くないので、妊婦の風邪薬としてもよく使われます。
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紫蘇は香りの成分に薬効があるので、あまり長く煮出すと効果が減ってしまいます。
沸騰したら弱火で3分ほど煮て、しっかり葉を絞り、カップへ。
お茶を飲んだら温まったのか、夫は眠ってしまいました。
2時間ほど眠って、目覚めるとすっきりしたみたいです。
「寝たからよくなったみたい。」
ちがう!
紫蘇茶のんで寝たからよくなったの!
いつもこうなんです。
ま、良くなったんだからいいです。
残った紫蘇の葉は、朝食に使いました。
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紫蘇の葉のおむすび。
前に、千葉のキャンプ場のおば様に教えてもらいました。
きつめの塩でおむすびを作って、紫蘇の葉2枚で包みます。
テフロンのフライパンで、両面を軽く押し付けるようにして焼きます。
紫蘇の香りがたって、おいしいですよ。
食欲のないときにおすすめです。