育脳ごはん〜骨のスープで精をチャージ〜

2017.8.6

こんにちは、阪口です。 先日紹介した金目鯛の炙り。 今回は、金目鯛のアラにシークワーサーの絞り汁を加えてスープを取り、 トムヤムクンに。  
薬膳では、骨は子供の成長にも、カラダを若々しく保つためにも効果的です。 骨には「骨髄」があり、これは、「精」を生むと考えるからです。 それに、骨にはカルシウムも豊富。 ちょっとだけ手間ですが、魚のアラがあったら、 その場で煮てスープをとりましょう。 アラをさっと熱湯に通してから、 昆布、生姜、たっぷりめの酒を入れて煮ると臭みのないおいしいスープが取れます。 スープベースとして、他の料理に使えます。 また、さらに、クエン酸を入れて煮ると、骨からカルシウムが出るので、営養価が高まります。 レモンを半分ぐらい、皮ごと入れて煮るといいんです。 今回のトムヤムクンは、金目鯛にアラにシークワーサー(レモンでもOK)を加えてスープをとり、 炒めたにんにく、セロリ、たまねぎ、きのこを加えます。 最後にエビを加えたら、ナムプラーで味を整え、シークワーサーの絞り汁とシークーサーの輪切り、香菜を入れます。 子供は辛いのは食べられないから、大人は器にもってから、ラー油をお好みで。 骨のだしは、化学調味料では出せない味。 子供に骨からの取る出汁の旨みを、教えてあげてね。  
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