風邪の発熱に、「りんごのすりおろしジュース」

2015.12.22

お母さんが、病気のとき、リンゴをすりおろして、しぼってくれた

そんな記憶がある人は多いと思います。

10歳の娘が、風邪で、夜中から、発熱しました。

「寒気がして、ガチガチする。」と言い出してから、だんだんと熱が上がって、38度まで。

麻黄湯などを飲ませてから、頭を冷しながら寝かせました。

しばらくして、汗をかいたので、パジャマを替えました。

水分補給には、その場で、旬のフジリンゴを丸ごと1個すりおろして、絞り、飲ませました。

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朝、まだ、熱があったので、食事の前に、りんごのすりおろし汁を再度、飲ませて。

夕方、また頭痛やふらつきはありますが、熱は36,5まで下がりました。

野菜や果物をすりおろしたとき、含まれる酵素は、カラダの不調をリセットし、デトックス効果が高いことで、知られます。
スムージーが、流行っているのも、このフレッシュのフルーツや野菜のもつ力のおかげです。

私は、発熱しているときや、体調が悪いときは、果物の中でも、りんごや人参などのすりおろしを薦めています。
平性(カラダを温めない、冷さない)の果物なので、弱った胃腸に負担がかからず、冷えすぎることがありません。

漢方キッチンの生徒さんたちの子供さんの発熱のときにも、「熱が下がりやすくなる」「治りがはやくなる」と言っていただいています。

「昔からの知恵。でも生かせば、今を生きる私たちのスキル」になります。