タコ

2010.7.21

 関西出身なので、東京とは魚屋に並ぶ魚の種類が違って、おもしろいです。東京でよく見かける鮭や金目鯛の活きの良いのは、あまり見かけません。
 瀬戸内の前獲れの魚といえば、ひらめ、たこ、かわはぎ、鯛、はも、めばるなど。 特に、夏の魚と言えば、タコ。タコはまだ生きているタコをさまざまな料理にします。タコ飯やタコと芋の煮物、もちろんタコ焼きも。
薬膳では、タコは補血効果があって、蓮根と一緒に煮込んで、女性の婦人科疾患や貧血に効果をもたらすスープをよく作ります。
 最近、タコ食べてないなぁ。活きのいいのが食べたい・・・・と思っていました。
そしたら、近くの魚屋で新鮮な生タコを発見。北海だこです。なんだかすごい大きなパックになっていて、1.5キロと書いてあります。
 店員さんの「タコは、冷凍できないですからね。3人家族には多いと思いますよ」と言うアドバイスにも耳を傾けず、即買い。
まず、やっぱりお刺身ですね。塩とレモンだけも美味しいけど、今日はワカメをペースト状に叩いて、オレンジの絞り汁を加えてドレッシングを作りました。おいしいカルパッチョが完成。
 
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 茹でたタコは さっと湯通しした苦瓜とレモンの皮、豆板醤、生姜で和えて中華風のサラダに。
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 それから残りはトマトソースで軽く煮ます。半分はスープにして、翌日のメニューに。半分はタコのパスタにしました。
しかし・・・。こちらは、テーブルに出したとたん、タコ好きの家族の襲撃をうけ、写真を撮る間もなく、食べられてしまいました。
 1,5キロのタコ。堪能しました。ごちそ~さま~。