夏の薬膳レシピ 「銀耳蓮子湯(リャンズーインユータン)風 甘酸っぱいデザート

2017.7.14



みなさま  こんにちは!

薬膳セラピスト1期生の柳本(入江)綾子です。

メールマガジン「楽膳倶楽部」を担当させていただいています。

よろしくおねがいいたします!


さて!暦の上では小暑・・・まだまだこれからが夏本番の序盤戦ですが、

梅雨はどこへいったのやら?

猛暑と言ってもいい暑さです。

漢方キッチンにご縁のあるみなさまのご体調はいかがでしょうか?

7月12日から16日ごろまで・・・・七十二候では「蓮始開(はすはじめてひらく)」と呼ばれる時期です。


江戸時代では早朝に蓮の花が開くさまを「蓮見舟」をだして鑑賞していたそうです。

仏の台座とも呼ばれる蓮の花がゆっくり開く光景は極楽浄土のような美しさだったことでしょう。



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さて、「蓮」は葉も実も茎も根も漢方薬として重宝されてきました。

特に「蓮の実」やその芯は血を養い、情緒不安定やイライラなどをココロの緊張をゆるめて安定させる作用があるといわれます。

性質は「甘」味 ・・・筋肉や精神の緊張を取ります。消化器系の働きを助けたり、痛みを和らげる作用があります。

そして「渋」味があるとされていて、体内から余分な水分が出るのを抑える役割があります。

夏のレシピに欠かせないのは「甘味」と「酸味」の組み合わせ!

そこで今回はこれ一品で夏バテ解消!になるようなレシピをご用意しました。



 ◆◇「銀耳蓮子湯(リャンズーインユータン)風 夏の甘酸っぱいデザート」◇◆  
            
(材料)

蓮の実 30グラム

白きくらげ  20g

クコの実  10g

ナツメ  15g

レーズン 10g

★水 300ml

★白ワイン 大さじ1.5

★砂糖(氷砂糖か甜菜糖) 大さじ1

★はちみつ 大さじ2

レモン 4分の1個 


《下ごしらえ》



1:蓮の実を洗い、保温水筒に入れて300~400mlほどお湯を入れて一晩おく。


2:調理の前に一度茹でこぼしをする。


《作り方》

1:白きくらげはよく洗い、30分ほど水でもどす。根もとの固い黄色い部分を切り落とす。


2:なつめはきざむんで少量の水で戻す。(実に切り込みを入れるだけでもOK!)


3:クコの実はお湯で軽く洗い、少量の水で戻す。


4:★の調味料をすべてお鍋に入れて、砂糖がとけたら蓮の実、白きくらげ、なつめ、クコの実を入れる

5:弱火で30分煮る(水が減ってきたら足す)


6:火を落とす直前にレモン汁を入れる。


☆★☆冷蔵庫で冷やして召し上がってください。

甘みと酸味で夏バテも吹き飛びます!

血を作るレーズン、なつめやクコの実も入っていますので貧血予防にも!☆★☆ 
                            



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