カテゴリー別アーカイブ: 薬膳にまつわること

薬膳の考え方「君臣佐使」を生き方に活かす

こんにちは、阪口です。
今年は、コーセーの和漢生薬化粧品「雪肌精」の漢方アドバイザーとして、

和漢生薬や薬膳、漢方の考え方をお伝えしています。
今回は漢方の考え方のひとつ「君臣佐使」について執筆してます。
スペシャルコラム「みやぶ人」

漢方の処方は、複数の生薬を組み合わせることで、

より高い効果を発揮するようにしています。

例えば、風邪に使う「葛根湯」

葛根(カッコン)、大棗(タイソウ)、麻黄(マオウ)
甘草(カンゾウ)、桂皮(ケイヒ)、芍薬(シャクヤク)
生姜(ショウキョウ)

7種類の生薬を組み合わせて、体表の風の邪と寒の邪気を払います。

いわば、「チームプレー」。

チームで取り組むことで、ひとりひとりの力の足し算よりも大きな結果が得られる。

自分よりも他人を優先させる「和」の文化をもつ日本人は

このチームプレーの考え方である「君臣佐使」の考え方には、なじみがあります。



ハーブ


でもね。

漢方には、チームプレーでない処方というのも存在するんです。

私の好きな処方に

「独参湯(どくじんとう)」というのがあります。

この処方は、高麗人参1種類のみ。
他の生薬は入りません。

独り人参のみ。
だから、独参湯
「俺にまかしときや~!」って感じがかっこいいでしょう??

効果は、「気を補う」
つまりエネルギーチャージのための処方なんですが、
シンプルに「気を補うこと」に特化することで、

「しんどいな~」
っていうときに、

すご~く効くんです。


体があまり丈夫でなかった私は小学生時代から、この独参湯にお世話になってきました。

飲むと体が温まって、自分の持っている生命力が引き出される感じがあって、

この処方のおかげで今も元気に過ごせています。


最近は、漢方の相談だけでなく、個人的な相談を受けることが増えました。

その中で感じるのは、

悩んでいらっしゃるときは、

「他の人のスタイル」を追いかけていたり
「うまく行くにはこれしかない」

と思っていらっしゃることが多いように思います。


「自分のスタイルを大事に」

とよく言われますが、

わかりにくですよね。

相談される私も「自分のスタイルがある」

なんて、自信を持って言えません。


でもヒントになるのは

自分の方向性に迷いが出たとき、

「今までどんな状況でもっとも力を発揮しやすかったか。」

「どんな状況でもっともうまく行ったか。」

勝ちパターンと負けパターンを

自分なりに振り返ってみることがおすすめです。


「師」と呼べるような人を見つけて、指導を仰ぐことが、成功の早道の人もいれば、

友達と一緒に気楽にやるほうがうまく行く人もいて。

ひとりで行動したほうが、結果がだせる人もいます。


自分がどうやったらうまく行ったか、
納得のいく結果を出せたか

それを知ることで、

どの選択肢が「力が発揮しやすいか」

ということもわかるのです。


私は個人的には

「ピンと来たことを、とりあえず、ひとりでトライして、致命的でない失敗をしてみる。」

というのが、最も得意とする(?)うまくいくパターン(うまく行ってない(^▽^;)?)

しかし、その失敗で得た実感が次のプラスのスパイラルの鍵になることが多いです。

かつて、トライアルで始めた店を一軒、1年半でつぶしてますが、

それによって、もう1軒の店の価値を知ることができ、そこに集中することができました。


漢方の処方も、効果を高めるために、
「君臣佐使」に基づいて、生薬を組み合わせるとは言いながら、

実は独参湯みたいに、

たった一個の生薬しか入っていないものもあれば、

君と臣しかない処方もあります。



形はどうであれ

アプローチはどうであれ

「しんどいけど、ちょっとおもしろい。」
「続けられそうな気がする。」
「なんとなくしっくりくる。」
「成長してる気がする。」
「ワクワク感がある。」

そんな感覚を感じることができる方法を探してみましょう。



求めている答えは、自分の中にあるものです。

今までのうまくいった自分を

思い浮かべて、

自分の強みを発見してみてください。

そして、その強みを持って、行動する先に、

あなたのスタイル、あなたの「君臣佐使」が見つかりますよ。


今日もよき1日を。



阪口珠未(さかぐち・すみ)

武田薬品の社員食堂「薬膳メニュー」を食べてきました!

こんにちは、阪口です。

大阪出張。
数か月ぶりの武田薬品さんでのメニューコンサルティングのミーティングでした。

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御堂筋通りは、イチョウが色づいていて、とてもきれい。
「なにわのシャンゼリゼ」というそうです(´∀`*)

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毎週1回に「薬膳メニュー」が提供されるので、
いつもは担当者のMさんが、その日の売れ行きと写真を送ってくださいます。
でも、今日はお昼めがけて、大阪本社にうかがったので、実際に食べることができました。

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明日はおりしも、道修町にある薬の神様少名彦神社(すくなひこじんじゃ)
通称、「神農(しんのう)さま」のお祭りです。

神農祭の始まりは文政5年(1822)。

コレラが蔓延し、多くの民衆が亡くなったとき、道修町の薬種商が協力し、疫病除薬として、
虎の頭骨など10種類の和漢薬を配合した「虎頭殺鬼雄黄圓」という丸薬をつくりました。

そして、効能書に1粒包み、厄除けの張子の虎と一緒に民衆に配ったそうです。

今でも、神農祭に配られる笹には、張子の虎が飾られています。

薬膳のメニューは普段は、「薬膳効果」のあるセットなのですが、
今回は「神農祭」にちなんだ、厄払いメニューをご提供しました。

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ランチは2回の時間交代制で、1回目11時半からの回では、おかげさまで、完売だったとのこと。

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私は12時半からの2回目の最初にうかがったので、いただくことができました。

社食の管理栄養士のYさん、もう5年間も、これだけの手間のかかるメニューを

「みなさんが喜んでくれるのが楽しいです。」と言ってくださって

ありがたいなぁと思います。

1月のメニューの打ち合わせをして

1日早いですが、武田の担当者のNさんと一緒に、神農さまにおまいり。

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私も去年買った張子の虎がついた笹を納め、
新たな笹をいただきました。

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実は、品川駅で、この張子の虎、頭がボトって取れたんです!

「なんと、1年間、我が家を守ってくださって、力尽きられたんだわ~。」と
ありがたく首を拾って、
一緒にお納めしました。

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道修町の製薬メーカーは、今日はどこも、明日からの神農祭の準備に余念がありません。

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大手の製薬メーカーさんが、このお祭りだけは、総務さん総出で、神社に集まり、

お客様のおもてなしをするという慣わし。

お祭りの後は、みなさん、声が枯れるとか・・・。

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なんだか、日本の薬のルーツとよき薬問屋の文化を垣間見るようので

心温かになりました。

また、来年もこの時期に来れるといいな。

「神農さんの笹のおかげで、今年もみんな元気に過ごせました」と。

薬膳の考え方「君臣佐使」を生き方に活かす

こんにちは、阪口です。
今年は、コーセーの和漢生薬化粧品「雪肌精」の漢方アドバイザーとして、

和漢生薬や薬膳、漢方の考え方をお伝えしています。
今回は漢方の考え方のひとつ「君臣佐使」について執筆してます。
スペシャルコラム「みやぶ人」

漢方の処方は、複数の生薬を組み合わせることで、

より高い効果を発揮するようにしています。

例えば、風邪に使う「葛根湯」

葛根(カッコン)、大棗(タイソウ)、麻黄(マオウ)
甘草(カンゾウ)、桂皮(ケイヒ)、芍薬(シャクヤク)
生姜(ショウキョウ)

7種類の生薬を組み合わせて、体表の風の邪と寒の邪気を払います。

いわば、「チームプレー」。

チームで取り組むことで、ひとりひとりの力の足し算よりも大きな結果が得られる。

自分よりも他人を優先させる「和」の文化をもつ日本人は

このチームプレーの考え方である「君臣佐使」の考え方には、なじみがあります。



ハーブ


でもね。

漢方には、チームプレーでない処方というのも存在するんです。

私の好きな処方に

「独参湯(どくじんとう)」というのがあります。

この処方は、高麗人参1種類のみ。
他の生薬は入りません。

独り人参のみ。
だから、独参湯
「俺にまかしときや~!」って感じがかっこいいでしょう??

効果は、「気を補う」
つまりエネルギーチャージのための処方なんですが、
シンプルに「気を補うこと」に特化することで、

「しんどいな~」
っていうときに、

すご~く効くんです。


体があまり丈夫でなかった私は小学生時代から、この独参湯にお世話になってきました。

飲むと体が温まって、自分の持っている生命力が引き出される感じがあって、

この処方のおかげで今も元気に過ごせています。


最近は、漢方の相談だけでなく、個人的な相談を受けることが増えました。

その中で感じるのは、

悩んでいらっしゃるときは、

「他の人のスタイル」を追いかけていたり
「うまく行くにはこれしかない」

と思っていらっしゃることが多いように思います。


「自分のスタイルを大事に」

とよく言われますが、

わかりにくですよね。

相談される私も「自分のスタイルがある」

なんて、自信を持って言えません。


でもヒントになるのは

自分の方向性に迷いが出たとき、

「今までどんな状況でもっとも力を発揮しやすかったか。」

「どんな状況でもっともうまく行ったか。」

勝ちパターンと負けパターンを

自分なりに振り返ってみることがおすすめです。


「師」と呼べるような人を見つけて、指導を仰ぐことが、成功の早道の人もいれば、

友達と一緒に気楽にやるほうがうまく行く人もいて。

ひとりで行動したほうが、結果がだせる人もいます。


自分がどうやったらうまく行ったか、
納得のいく結果を出せたか

それを知ることで、

どの選択肢が「力が発揮しやすいか」

ということもわかるのです。


私は個人的には

「ピンと来たことを、とりあえず、ひとりでトライして、致命的でない失敗をしてみる。」

というのが、最も得意とする(?)うまくいくパターン(うまく行ってない(^▽^;)?)

しかし、その失敗で得た実感が次のプラスのスパイラルの鍵になることが多いです。

かつて、トライアルで始めた店を一軒、1年半でつぶしてますが、

それによって、もう1軒の店の価値を知ることができ、そこに集中することができました。


漢方の処方も、効果を高めるために、
「君臣佐使」に基づいて、生薬を組み合わせるとは言いながら、

実は独参湯みたいに、

たった一個の生薬しか入っていないものもあれば、

君と臣しかない処方もあります。



形はどうであれ

アプローチはどうであれ

「しんどいけど、ちょっとおもしろい。」
「続けられそうな気がする。」
「なんとなくしっくりくる。」
「成長してる気がする。」
「ワクワク感がある。」

そんな感覚を感じることができる方法を探してみましょう。



求めている答えは、自分の中にあるものです。

今までのうまくいった自分を

思い浮かべて、

自分の強みを発見してみてください。

そして、その強みを持って、行動する先に、

あなたのスタイル、あなたの「君臣佐使」が見つかりますよ。


今日もよき1日を。



阪口珠未(さかぐち・すみ)

コーセー化粧品【雪肌精】のエッセイ~みやぶ人~掲載

こんにちは、薬膳研究家の阪口珠未です。

コーセー化粧品【雪肌精】のエッセイ~みやぶ人~に阪口のエッセイ11月の記事が掲載になりました。

薬膳で活用される「陰陽の法則」 身も心も美しくなる考え方をご紹介

薬膳の考え方のベースともなっている陰陽論。

「中国の古代の考え方」
そう思うかもしれませんが、
実は私たち日本人は、
肌でなんとなくこの哲学を知っていて
実践しているんです。

古くて新しい「視座」として
親しんでほしいです。

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薬膳の考え方「君臣佐使」を生き方に活かす

こんにちは、阪口です。
今年は、コーセーの和漢生薬化粧品「雪肌精」の漢方アドバイザーとして、

和漢生薬や薬膳、漢方の考え方をお伝えしています。
今回は漢方の考え方のひとつ「君臣佐使」について執筆してます。
スペシャルコラム「みやぶ人」

漢方の処方は、複数の生薬を組み合わせることで、

より高い効果を発揮するようにしています。

例えば、風邪に使う「葛根湯」

葛根(カッコン)、大棗(タイソウ)、麻黄(マオウ)
甘草(カンゾウ)、桂皮(ケイヒ)、芍薬(シャクヤク)
生姜(ショウキョウ)

7種類の生薬を組み合わせて、体表の風の邪と寒の邪気を払います。

いわば、「チームプレー」。

チームで取り組むことで、ひとりひとりの力の足し算よりも大きな結果が得られる。

自分よりも他人を優先させる「和」の文化をもつ日本人は

このチームプレーの考え方である「君臣佐使」の考え方には、なじみがあります。



ハーブ


でもね。

漢方には、チームプレーでない処方というのも存在するんです。

私の好きな処方に

「独参湯(どくじんとう)」というのがあります。

この処方は、高麗人参1種類のみ。
他の生薬は入りません。

独り人参のみ。
だから、独参湯
「俺にまかしときや~!」って感じがかっこいいでしょう??

効果は、「気を補う」
つまりエネルギーチャージのための処方なんですが、
シンプルに「気を補うこと」に特化することで、

「しんどいな~」
っていうときに、

すご~く効くんです。


体があまり丈夫でなかった私は小学生時代から、この独参湯にお世話になってきました。

飲むと体が温まって、自分の持っている生命力が引き出される感じがあって、

この処方のおかげで今も元気に過ごせています。


最近は、漢方の相談だけでなく、個人的な相談を受けることが増えました。

その中で感じるのは、

悩んでいらっしゃるときは、

「他の人のスタイル」を追いかけていたり
「うまく行くにはこれしかない」

と思っていらっしゃることが多いように思います。


「自分のスタイルを大事に」

とよく言われますが、

わかりにくですよね。

相談される私も「自分のスタイルがある」

なんて、自信を持って言えません。


でもヒントになるのは

自分の方向性に迷いが出たとき、

「今までどんな状況でもっとも力を発揮しやすかったか。」

「どんな状況でもっともうまく行ったか。」

勝ちパターンと負けパターンを

自分なりに振り返ってみることがおすすめです。


「師」と呼べるような人を見つけて、指導を仰ぐことが、成功の早道の人もいれば、

友達と一緒に気楽にやるほうがうまく行く人もいて。

ひとりで行動したほうが、結果がだせる人もいます。


自分がどうやったらうまく行ったか、
納得のいく結果を出せたか

それを知ることで、

どの選択肢が「力が発揮しやすいか」

ということもわかるのです。


私は個人的には

「ピンと来たことを、とりあえず、ひとりでトライして、致命的でない失敗をしてみる。」

というのが、最も得意とする(?)うまくいくパターン(うまく行ってない(^▽^;)?)

しかし、その失敗で得た実感が次のプラスのスパイラルの鍵になることが多いです。

かつて、トライアルで始めた店を一軒、1年半でつぶしてますが、

それによって、もう1軒の店の価値を知ることができ、そこに集中することができました。


漢方の処方も、効果を高めるために、
「君臣佐使」に基づいて、生薬を組み合わせるとは言いながら、

実は独参湯みたいに、

たった一個の生薬しか入っていないものもあれば、

君と臣しかない処方もあります。



形はどうであれ

アプローチはどうであれ

「しんどいけど、ちょっとおもしろい。」
「続けられそうな気がする。」
「なんとなくしっくりくる。」
「成長してる気がする。」
「ワクワク感がある。」

そんな感覚を感じることができる方法を探してみましょう。



求めている答えは、自分の中にあるものです。

今までのうまくいった自分を

思い浮かべて、

自分の強みを発見してみてください。

そして、その強みを持って、行動する先に、

あなたのスタイル、あなたの「君臣佐使」が見つかりますよ。


今日もよき1日を。



阪口珠未(さかぐち・すみ)

本日の武田薬品の社員食堂メニュー

こんにちは、阪口です。

武田薬品工業さんの社員食堂で、薬膳メニューを監修するようになって、5年。
今日は、記念すべき五周年!

そこで、今日の薬膳メニューは

「西太后のアンチエイジング9点盛り」
でした。

西太后は、中国の歴代の后たちの中でも
薬膳や漢方をほぼ毎日使って
今でいう「アンチエイジング」を目指した筆頭の皇族です。

11月は彼女の誕生日なので、それにちなんで、
西太后が好きだった、メニューを取り入れて、

薬膳のランチに仕上げました。

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例えば、
ラム肉とスパイスの炒め
豚肉とラズベリーの煮込み
くるみの汁子

などなど。
およそ、普通の社員食堂ではおめにかかれないメニューが登場してます。

で、東京・大阪ともに、完売でシェア率27%。
食堂の入り口までのびる、長~い行列ができたとのことで、ありがたいことです。

それもこれも、
「社員さんにおいしくて、体にやさしいメニューを提供したい」という、
担当者さんの気長な取り組みと

食材高騰の中で、仕入れを工夫してくれている食堂スタッフさんの知恵の賜物です。

しかし、この豪華な盛り合わせ、「薬膳」じゃなくても、選びますよねノ(´∀`*)

ま、「薬膳」じゃなくても、選んでさえもらえれば、目的達成です。

食べてもらわなきゃ始まらないですからね。

薬膳の考え方「君臣佐使」を生き方に活かす

こんにちは、阪口です。
今年は、コーセーの和漢生薬化粧品「雪肌精」の漢方アドバイザーとして、

和漢生薬や薬膳、漢方の考え方をお伝えしています。
今回は漢方の考え方のひとつ「君臣佐使」について執筆してます。
スペシャルコラム「みやぶ人」

漢方の処方は、複数の生薬を組み合わせることで、

より高い効果を発揮するようにしています。

例えば、風邪に使う「葛根湯」

葛根(カッコン)、大棗(タイソウ)、麻黄(マオウ)
甘草(カンゾウ)、桂皮(ケイヒ)、芍薬(シャクヤク)
生姜(ショウキョウ)

7種類の生薬を組み合わせて、体表の風の邪と寒の邪気を払います。

いわば、「チームプレー」。

チームで取り組むことで、ひとりひとりの力の足し算よりも大きな結果が得られる。

自分よりも他人を優先させる「和」の文化をもつ日本人は

このチームプレーの考え方である「君臣佐使」の考え方には、なじみがあります。

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でもね。

漢方には、チームプレーでない処方というのも存在するんです。

私の好きな処方に

「独参湯(どくじんとう)」というのがあります。

この処方は、高麗人参1種類のみ。
他の生薬は入りません。

独り人参のみ。
だから、独参湯
「俺にまかしときや~!」って感じがかっこいいでしょう??

効果は、「気を補う」
つまりエネルギーチャージのための処方なんですが、
シンプルに「気を補うこと」に特化することで、

「しんどいな~」
っていうときに、

すご~く効くんです。

体があまり丈夫でなかった私は小学生時代から、この独参湯にお世話になってきました。

飲むと体が温まって、自分の持っている生命力が引き出される感じがあって、

この処方のおかげで今も元気に過ごせています。

最近は、漢方の相談だけでなく、個人的な相談を受けることが増えました。

その中で感じるのは、

悩んでいらっしゃるときは、

「他の人のスタイル」を追いかけていたり
「うまく行くにはこれしかない」

と思っていらっしゃることが多いように思います。

「自分のスタイルを大事に」

とよく言われますが、

わかりにくですよね。

相談される私も「自分のスタイルがある」

なんて、自信を持って言えません。

でもヒントになるのは

自分の方向性に迷いが出たとき、

「今までどんな状況でもっとも力を発揮しやすかったか。」

「どんな状況でもっともうまく行ったか。」

勝ちパターンと負けパターンを

自分なりに振り返ってみることがおすすめです。

「師」と呼べるような人を見つけて、指導を仰ぐことが、成功の早道の人もいれば、

友達と一緒に気楽にやるほうがうまく行く人もいて。

ひとりで行動したほうが、結果がだせる人もいます。

自分がどうやったらうまく行ったか、
納得のいく結果を出せたか

それを知ることで、

どの選択肢が「力が発揮しやすいか」

ということもわかるのです。

私は個人的には

「ピンと来たことを、とりあえず、ひとりでトライして、致命的でない失敗をしてみる。」

というのが、最も得意とする(?)うまくいくパターン(うまく行ってない(^▽^;)?)

しかし、その失敗で得た実感が次のプラスのスパイラルの鍵になることが多いです。

かつて、トライアルで始めた店を一軒、1年半でつぶしてますが、

それによって、もう1軒の店の価値を知ることができ、そこに集中することができました。

漢方の処方も、効果を高めるために、
「君臣佐使」に基づいて、生薬を組み合わせるとは言いながら、

実は独参湯みたいに、

たった一個の生薬しか入っていないものもあれば、

君と臣しかない処方もあります。

形はどうであれ

アプローチはどうであれ

「しんどいけど、ちょっとおもしろい。」
「続けられそうな気がする。」
「なんとなくしっくりくる。」
「成長してる気がする。」
「ワクワク感がある。」

そんな感覚を感じることができる方法を探してみましょう。

求めている答えは、自分の中にあるものです。

今までのうまくいった自分を

思い浮かべて、

自分の強みを発見してみてください。

そして、その強みを持って、行動する先に、

あなたのスタイル、あなたの「君臣佐使」が見つかりますよ。

今日もよき1日を。

阪口珠未(さかぐち・すみ)

コーセー化粧品【雪肌精】の漢方アドバイザーとしてエッセイ掲載中

こんにちは、阪口珠未です。

コーセーの和漢生薬化粧品
「雪肌精」ブランド

漢方アドバイザーとして、阪口珠未が薬膳のベースになる世界観や、薬膳レシピを執筆しています。

スペシャルコラム「みやぶ人」で今後も更新していきます。

今回は、薬膳や漢方の組み合わせの考え方「君臣佐使」
について、書きました。

雪肌精MYVスペシャルコラム「みやぶ人」

ご覧くださいね。
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現役薬膳セラピスト開講~『やくぜんスパイス』セミナーレポート

現役薬膳セラピスト開講~『やくぜんスパイス』セミナーレポート

こんにちは、薬膳・漢方コンサルタントの阪口珠未です。この夏から、漢方キッチン認定『薬膳セラピスト』のセミナー開講サポートを始めました。

阪口の開講サポートセミナー研修を受けた、

薬膳セラピストの方たちが

それぞれの自宅で薬膳セミナーを開催しました。

テーマは
『夏バテ防止・スパイス薬膳セミナー』

夏に起こりやすい症状や夏バテを防ぐ方法。
さらに、夏に使いやすいスパイスの効能などのお話。

さらに、漢方キッチンオリジナルの『やくぜんスパイス』を使って
夏休みに、子供さんも食べられる
「辛くない」スパイス料理の数々を作るという盛りだくさんな内容です。

薬膳セラピストのみなさんが、「薬膳を伝える」ことで。

たくさんの人に「薬膳の楽しさ・おいしさ」を知ってもらえました。
そして、薬膳セラピスト自身も代表である私自身も、色々なことを勉強させてもらえました。

昨日より今日、今日より明日。
薬膳を通して、ちょっとづつ成長していきたいと思っています。

ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。

以下は、
薬膳セラピストによるセミナーレポートです。

薬膳セラピスト 2期生 高橋めぐみさん

薬膳スパイス講座
・日時 2017年 7月14日 10:00〜13:00
・参加者 Mさん、Gさん
・欠席者 Nさん(お子さんが体調不良の為)
・参加費 ¥3000
・開催場所 Gさん宅
・下準備 レシピ、資料のコピー、サテソース作り、温泉卵作り、蓮の実の下ごしらえ
・内容 10:00〜11:00講義
レジュメに則り、この時期に起こりやすい体調トラブルの話を伝える。

*中医学についての考え方
①季節によって弱りやすい臓器がある
②身体のバランス 気水血 を整えて流れをスムーズにさせる
③そのために食べる食材を選ぶことが大切(薬膳)
④自分の体質タイプを知ると良い、など。

今の時期に脾のケアをして、働きをアップさせておくことがとても大事。
ケアにはハトムギ茶や、働きアップにはスパイスで覚醒させる。

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11:00〜12:00 調理
12:00〜13:00 試食

・感想 質問
*脾が弱ると水の代謝が悪くなり、水分がたまるとあるが、どこにどんな風にたまるのか?
→自信を持って答えられなかったのが正直なところ。細胞の一つ一つにも溜まる。
血流の悪くなりやすい下半身や顔などに溜まると答えた。
食事のケアだけでなく、自身で身体を動かすことも重要だと伝えた。

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*二人とも味も美味しく、また機会があったら、参加したいと言ってくれた。
自分がどんな体質か知りたい、それに合った食生活を考えたいとの感想があった。
蓮の実という食材が美味しく新鮮との感想もあり。
薬膳の知識があることで自分、子ども、家族が健康で日々を過ごす事ができ、身体のケアができる。
薬膳を難しく考えないで、できることから始めると良いと伝えた。
人に伝える事で自分の中に知識を深く吸収できると感じた。
初めての体験だったが、相手が友人だったので、それほど緊張する事なく伝えられた。

知らない人にどれだけ分かりやすく、自信を持って話すのは回数を重ねないとできないと思う。
素朴な質問を受けて、それについて考え調べる事で、自分の肥やしになるんだなと感じる事ができた。
ただ二人ともすごく良かった、隣で私が勉強してた事は知っていたし、
頑張ってるんだなと言ってくれたので、自分にも自信が持てました。


薬膳セラピスト4期生 熊谷泰子さん

実施日時:9月2日(土)11:30-14:30
参加人数:2名
参加費:3000円(スパイス代含む)

今回の参加者は、気心知れた会社の後輩達で、二人とも40代の仕事・子育てに忙しい女性達です。
前回遊びに来てくれた時に阪口先生の体質チェックシートや体調をヒアリングしていて、
二人とも脾が弱く湿が溜まりやすい体質であることが判明しています。

それを踏まえ夏の終わりの疲れた脾に元気を与えるメニューであればと喜んで参加してくれました。

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二人とも主婦でもあるので、基本的なところは指導するまでもなく、
ハスの実の使い方、スパイスの効能についての質問などを受けながら
短時間で仕上げ試食しました。

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サテはソースを別添えにして好みでつけながら食べるという形にしました。
ガッパオ、サテは想像していたよりマイルドで子供でも食べられると大好評で
早速帰って作ってみるということでした。
デザートに出した「冬瓜とパイナップルのゼリー」は歓声が上がりました。

お茶をいただきながら夏の終わりの体の状態や改善策についての話をし実習を終えました。
前回来た時に、冷たいものを飲み過ぎない、
体を冷やさない、甘い物を食べ過ぎないなどのアドバイスをし、
梅酢ドリンク、ナツメなどをお薦め食材して紹介したのですが、
それらを実践してくれてこの夏はいつもの夏よりずっと体調がいいと嬉しい報告をしてくれました。
秋の薬膳も是非お願いしたいという要望も上がりました。

薬膳セラピスト2期生 清水万由美さん

9月2日に薬膳スパイス料理講習を自宅で開きました
生徒さんは3名
60代と40代の方です。
初顔合わせの方もいましたがすぐに仲良くお話しされていました。

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10:30 スタート

資料を見ながら季節によって体調の変化がある事。
変化に合わせて向いてる食材がある事。
気血水、中庸、五行について軽く説明しました。
脾の働きをアップさせるスパイスや薬味の効用
薬食同源の考え方について説明。

12:20
料理スタート
サテソースや鶏肉、蓮の実の下ごしらえは前日に準備しておいたので生徒さんには野菜を切る、
肉を焼くをメインに調理をしてもらい市販の温泉卵を使いより気軽に作れるようにしました。

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蓮の実の効用を説明しながらお皿に盛りつけて写真撮影。

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13:00
試食しながらむくみに良い食材について(特にハト麦)お話ししました。
皆さん美味しいし楽しかったと言っていただいました。
季節ごとに習いたいと要望いただきました。
しばらく談笑の後、用意しておいた薬膳スパイスや食材、書籍をお買い上げいただき
15:30解散

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お客様の感想

大塚様

薬膳と聞くとすごく難しいイメージがあったけれど話を聞いて料理を作ってみたら.
とても身じかに感じて家でも料理が出来ると思った。
薬膳の勉強とても楽しかった。また、次回が楽しみです。

☆やくぜんスパイスサテ ————-

  鶏肉と黒ごまのソースがとても美味しかったです。
☆やくぜんスパイスサラダ————-
  やくぜんスパイスオイルがあたたかい野菜に程よくからまって、おいしくいただくことができました。
☆やくぜんスパイスガッパオ———
  はすの実がほくほくと美味でした。ごぼうががパオライスになることが新鮮で、しかもおいし
  くいただくことができました。やくぜんスパイスがおいしいです。森田様

前から、薬膳に興味がありましたが、今回料理教室を開いて頂きありがとうございました。
講義からとても楽しく又みんなで作る料理もとても楽しかったです。
又次回を楽しみにしております。

坂本様

季節ごとに体調(内臓)が変わることを初めて知りました。
季節ごとの野菜があることも道理に合っているのだととても勉強になりました。
スパイス、薬味が身体の働きに有効だということも学びました。


【やくぜんスパイス料理教室を終えての感想】
阪口先生が「薬膳スパイスセミナー」を用意してくださったのと同じタイミングで幼稚園からのママ友に強烈に教室を開くように要請され、これはチャンスを戴いたと思い行動に移す事に決めました。

先生のテキストは初めて薬膳に触れる人にわかりやすくでも内容が深くて料理もバランスが良くて満足感いっぱいだと思いました。

実際、やってみてテキストの流れに乗って割とスムーズに進行出来、生徒さんにも楽しんで学んでいただけたと思います。
3月のイベントで体質診断をたくさんの人にした経験も今回役に立ってると実感しました。

生徒さんは長年のママ友ですが、講習の時間は私を先生と呼んで一線を引いて私を先生に仕立ててくれていました。
ありがたいです。
本気で私から薬膳を学びたい気持ちを感じたので、応えられる様に勉強したいと思います。
教室開くにはたくさんの準備があり限られた時間でするのは大変ですが楽しかったです。

【やくぜんスパイスについて】

今回改めてやくぜんスパイスを使って、おいしさ、手軽さ、効用の高さ、スパイスと塩のバランスが素晴らしい品
だと実感しました!レシピも最高!
これからも、ムリなくしぜんにいいカラダ をスローガンに楽しく薬膳を伝えたいと思います。

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こんな風に、日々、薬膳セラピストもがんばっています。

漢方キッチンから、薬膳の楽しさを、お伝えして行きますね。

阪口

育脳ごはん~きのこと白キクラゲで免疫力アップ~

育脳ごはん~きのこと白キクラゲで免疫力アップ~

今日の娘の育脳弁当は・きのこと白キクラゲのスープ
・小豆ごはん
・鶏手羽の青梅はちみつ煮(やわらかく煮て骨をはずします)
・つるむらさきのおひたし

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夏から秋の変わり目。

子供は肌にトラブルがいろいろでますね。

のど風邪を引いたり、肌に湿疹ができたり

暑い夏を終えて

子供も体が疲れるんですね。

免疫力を挙げるには、

「きのこ」がいいですよ。

どんな種類のきのこでも、

薬膳では「補気」といってエネルギーをチャージして

免疫力を挙げる働きがあります。

特にきのこの1種
「白キクラゲ」に含まれる、「白キクラゲ多糖類」は

免疫力をあげ
リンパ球の働きを賦活する効果があります。

さらに、

肌の保湿にもなるので

ママも一緒に食べると、お肌がしっとりします。

食べ方は簡単で
①「白きくらげ」をざっとあらって、1時間ほど浸水
②圧力釜で加圧10分から15分
③自然放置して、冷ましたら、冷蔵庫でストック

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こんな感じです。こうやっておけば、スープに入れる
デザートに入れる
などなど、とっても使いやすい

娘は、冷蔵庫から出して、黒蜜をかけて食べてます。

白キクラゲ、漢方キッチンでも、お求めいただけます。

「乾燥白キクラゲ」
http://kanpokitchen.cart.fc2.com/ca3/9/p-r-s/

いろいろに楽しんでみてください。

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