カテゴリー別アーカイブ: 食にまつわること

薬の神さま~神農さんのお祭り~

11月の中ごろに、大阪道修町通りにある少彦名神社のお祭りがありました。

別名、「神農さん」の名前でも親しまれていて、日本の薬祖神である少彦名命と、中国で医薬の神様、「神農」をおまつりしています。

この神農さんのおまつりでは、張子の虎が縁起物として、飾られていますが、このいわれが、薬問屋のあった町、道修町にふさわしい話なんです。

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文政5年(1822)に、コレラが蔓延し、多くの民衆が亡くなったとき、道修町の薬種商が協力し、疫病除薬として、虎の頭骨など10種類の和漢薬を配合した「虎頭殺鬼雄黄圓」という丸薬をつくり、効能書に1粒包み、厄除けの張子の虎と一緒に民衆に配りました。それ以来、神農さんのお祭りでは、張子の虎がシンボルになったそうです。

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道修町は、今でも、武田薬品、シオノギ製薬など、たくさんの製薬メーカーの本社があって、祭りの間は、たくさんの人で、にぎわうとか。

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この日の武田薬品の社員食堂の薬膳メニューには、黄色と黒の虎をメニューの中にも登場させました~。
虎君、どこにいるかわかりますか~。
ちょっとかわいいでしょう?

武田薬品のNさま、写真提供ありがとうございました!


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西太后の料理番~厲家の料理~

 私には実の姉はいないのだけど、お姉さんみたいな友達が数人いて、いつもエネルギーやアドバイスを与えてくれます
そんなお姉さんの一人からメールが届きました。
「漢方キッチンスタジオ開設祝いと、西太后のアンチエイジングレシピの出版祝い。六本木ヒルズの厲家菜にお招きするから、メニュー選びは、任せたよ。」
厲家菜(れいかさいは)六本木ヒルズにある中国料理の店。
ミシュランの二つ星を取ったことで、話題になりました。
もともとは、清代の皇室の安全管理や食事の管理をする貴族、「厲家(れいけ)」が、書き残した宮中料理のレシピを、引き継いだ北京にある個室レストラン。
北京の本店は旧市街にある小さなお店です。
ヒルズの方はその支店とのこと。
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今回は、冬の料理を中心にしたコースを注文しました。
西太后が、よく食べていた宮廷の日常食が小皿で20種、そして、メインやスープは8種類出てきます。
皇帝の食事って1食に150皿ならべないといけないって決められてたらしいから、今日の料理の7倍の量の皿が並んだってことか。。。。
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まず、前菜がダーッと並びます。
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麻豆腐
北京料理のひとつで、私もよく食べました。緑豆のおからでできたもので、素朴な庶民の味です。
でも、ここのは、もっと洗練されたさっぱり系フォアグラみたい。
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人参と北京大根の漬物の和え物
千切りがきれい。ゆでた野菜を香りのよい油で和えてあります。
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海老の春巻き
京劇の太鼓に見立てているとか。そういえば、西太后は京劇のパトロンだったんです。
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骨付き豚肉の甘酢煮
酸味と甘みのバランスが素敵
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宮廷風フカヒレ蒸し物
フカヒレの1本1本が太くてびっくり。
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干し鮑とさくらんぼの煮込み
西太后は、料理にさくらんぼを使うのを好んだんだけど、アワビと煮るのは意外。。。
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鹿肉の炒め物
冬の薬膳料理によく使われる鹿肉、コリアンダーとの合わせが絶妙
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赤ハタの揚げ物辛味醤油ソース
ガオーって獰猛そうなハタ。でも身は上品
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烏賊の卵巣と冬虫夏草のスープ
烏賊の卵巣は、初体験。ふわん、とろんと不思議な食感。
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三不粘
宮廷料理の定番。中華風カスタード。
支配人がつきっきりで、サーブをしてくれて、いろんな面白い話が飛び出します。
友人二人は、北京生活経験者なので、留学中のとんでも話や中国人のトピックで、思いっきり盛り上がります。
「ここのまかない料理は、なにが出るんですか」
「たまに、お客様に出せないフカヒレの端っことか。インゲンの切り落としたところとか。」
「そっちの方が美味しそう!じゃ、次はまかない料理のコースで予約いれます!」
「お待ちしております!」
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店を後にして歩くと酔った頬に、一月の冷たい夜風が気持ちいい。
駅までの道を冗談を言いながら歩きます。
いろいろな大変なことを乗り越えて、今、楽しそうに笑っている50代になろうとしている友人。
その笑顔を見て、年を重ねていくことって悪くないなって、こっそり思います。
年を重ねるごとに、荷物をおろして、余分な執着を捨てて、どんどん自由になっていく。
私もそうなれるかなぁ
「今年は、広州の深圳に〇〇さんに会いに行こう」
「それ、乗った!」
「あたしも」
《人生は楽しまなくっちゃ≫
 
今、私の中で、ピカピカ光るネオンのように、またたいている言葉。
友達の存在に感謝する今宵です。
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大阪ラーメン

今日、産経新聞の関係者の方から(高校の先輩)大阪ラーメンをいただいた。
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何でも産経新聞の「ラーメン部」が中心になって、エースコックさんと作ったというカップ麺。
ことの発端は、
「なんで、大阪にご当地ラーメンがないのか」
ということだったらしい。
新聞社にラーメン部っていうのが、あるのが驚きだし、中身を見て、さらにびっくり!
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ラーメンのカップが
「新聞やんか??」
出汁は、玉ねぎのだし、関西人にはうれしい、とろろ昆布いり。とろりとした特製液体スープ付き。
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今日は、大阪ラーメンパーティにした。(むすめと二人だけど)
トッピング用に、いろいろ野菜をゆでたり、炒めたりして、大阪ラーメンとともに楽しむ。
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7歳の娘、言葉もなく、食べている。
「母ちゃん、こんなおいしいラーメン、初めてだね!」
さすがエースコック、本当においしい!
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食べにくいからとどんぶりに移して食べていた娘は、最後はどんぶりに顔をうずめて食べていました。
まだまだたくさんあるので、しばらく楽しめそう。
それにしても、この遊びゴコロいいな~。
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大阪にも行ってます~(番外編)

 マルタマフーズさんで、講演会が終わったら9時。
実は、こちらの会社は、あの「鶴橋」に近いんです。
以前から行きたいと思っていたのですが、「ひとりでいくと危ないよ」という友人の話に、まだ足を運べずにいました。
 鶴橋周辺で生まれ育ったという社員の方がご一緒なので、安心です。
 
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鶴橋駅周辺。駅の看板が焼肉の煙でけぶってよく見えない。
鶴橋駅はホームにいるだけで、焼肉のにおいがするとか。
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細い路地を歩いていきます。
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さらに奥へ。。。。。
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「ここですわ。いっぱいかもな~」といいながら中へ。
良かった。席が空いていたようです。
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鶴橋出身の彼にお任せしたら、どんどん選んでくれました。
タン??厚さにびっくり。
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キムチもネイティブな味。
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臓物が好きな私が選んだのは、センマイ(胃袋)の刺身。甘酢でさっぱりいただきます。
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チジミです。
これも、とってもおいしかった。
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なんだかすごい霜降りでしょ。
人に食べさせるのが趣味という彼に焼いてもらって、私は食べるだけ。
人に焼いてもらうって、なんて幸せなんでしょう。
私は、牛肉、実は、あまりいただきません。薬膳的に日本の牛肉が使いにくいので、食べる機会を作らないようにしていたのです。詳しくはこちら⇒牛肉未体験ゾーン
今日は、そんなことすべて、チャラにして思いきっり楽しみました。
治療的なことも大事だけど、「一緒にいる人と、食事を楽しむ」ことも大切。
そんなふうに思うようになってきたのは、40代になってだんだんええかげんになってきたから。
ええかげんな自分も悪くないな~と思います。
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「先生。次は、歯の要らん焼肉屋に案内するわ!」
「???」
「おがわっていう店で、肉が柔らかすぎて、歯いらんのです。うちの給食で、使いたいぐらいです。」
老人給食と医療給食がメインの会社さんらしいジョーク(;^_^
大阪、奥が深い!
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ピスタチオ (开心果)

我喜欢果子。
特別是开心果。
吃了开心果、我觉得它给我「喜悦的精华」
今天、在常去的珈啡屋、发现了开心果的点心。
当然买了!
多亏它、今天有一点欢乐。
我怎么,这么简单(-。-;)


                                                                             
 ナッツが好きです。
そのなかでも、ピスタチオは、特に好き。
 中国語で、ピスタチオは「开心果(カイシングウオ)」
殻が開いて、心(芯)が見えるから、その名前がついているのですが、「開心」って、うれしいとか、楽しいっていう意味もあります。
ピスタチオを食べると、「楽しさの素」を食べてるみたいで、うれしくなるのです。
 今日は、家の近くのよく行くカフェ、「Rue Favart(リュ・ファバー)」で、ピスタチオのシューを発見。
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早速、自分のために買いました~。
 ピスタチオのケーキのおかげで、今日はハッピー。
単純ですね。。。。。
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合羽橋でお買いもの

新しいスタジオの備品の準備のため、合羽橋へ。
今日は、生徒さんのひとり、Sさんが、ご一緒してくれました。
銀座線で田原町まで、行って、歩くこと5分
合羽橋に到着。
東京スカイツリーも、くっきり~!!
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今日、買うものは、ボウル、バットに、お皿、お椀などなど、スタジオでの料理教室に必要な備品一式。
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包丁は、5,6本は要ります。こちらは、包丁専門店。ちょっと覗いてみました
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こちらのお店は厨房用品一式がコンパクトにそろったお店。
中華用の玉杓子を物色。
お買い物が半分ぐらい終わって。。。。
お腹すいた~。
近所の人に、
「このへんに、おいしいお店ないかしら?」ってきくと
「この筋を入ったところのお蕎麦屋さんなんかいいよ」 とのこと。
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ん~。下町っぽい感じでいいですね。
早速中へ
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中は、ご近所の方っぽい男性がたでいっぱい。
お品書きも、風情があります。
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お座敷に案内していただいて、私は、好物の「にしん蕎麦」を注文。
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不思議なにしん蕎麦。
にしんだけじゃなくて、、かまぼことほうれん草が入っている。
ふと、となりの人が食べているラーメンを見たら、同じかまぼことほうれん草が・・・
このお店の麺ものに共通のアイテムかしら??
でも、蕎麦は、十割蕎麦とのことで、おいしかった!
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予定していたものが、ほとんど買えました。
大収穫です~。
同伴のSさんに感謝です。
電車の中で、
「Sさん、今日は、すごいよ。買おうと思ってた物が全部買えちゃった。」と、
いぱって言ったら
「先生、中華鍋買いました??」
「あぁぁぁぁ~!!忘れた~!!」
結局一番大事なものを買うのを忘れてました。
3日後に、また、足を運ぶ羽目に。
私は、いつもこんな風で、つめが甘くて失敗する。。。
優秀な秘書が要るわ~!

キャンピングカーは食いしんぼにはたまりません

 先日、我が家のキャンピングカーを修理するために、所沢にあるメーカー「ロータスRV販売」に行きました。
こちらの会社は、すごくアットホームな雰囲気。
日曜日の修理のために、前日の夜に到着しました。
「会社の駐車場泊まっていいですか?」
「どうぞ~。適当に電源引いて泊まってってください。」
そんなわけで、土曜の夜は、こちらの会社の駐車場の一角で、お泊り。
皆既月食を、キャンピングカーの天窓から、眺めながら過ごしました。
 翌日、車が修理に入って、ぶらぶらしていると、同じくキャンピングカーオーナーのTさんが、来られました。
「こんにちは~。せんじつはどうも。」
実は、以前、Tさんには伊勢海老をいただいたのです。
 キャンピングカーでの趣味が釣りということで、いろいろなものを釣っては、こちらの会社に差し入れをされてるそうです。
「今日は、蟹を釣ってきたんだよ。要る?」
「えッ、いいんですか?欲しいです!」
「はいよっ」
ずしっとビニール袋いっぱいの蟹。
ずうずうしくも根こそぎいただいてしまいました。
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おっきな蟹。記念撮影している隙に、手を挟まれて血まめが・・・・。
 キャンピングカーオーナーって、多趣味な方や、器用な方が多くて、(うちは例外だけど。)自分で車を治したり、釣りして、料理できたり、と自立してる感じがします。
 
  さて、こちらの蟹は、持ち帰って早速料理しました。
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 蟹の美味しさを、春雨と一緒に炒め煮にして、楽しませていただきました。
蟹のはかまをとって、半分に切って、ごま油、にんにく、生姜で炒め、スープ、白菜、干ししいたけ、春雨と一緒に軽く煮込んで、味を含ませます。胡椒をたっぷりめに振っていただきます。
 蟹の味噌や甲羅の旨みが、他の具材に染みこんで、美味しいのです。
 満喫しました~。
Tさん、ありがとうございます。
 キャンピングカーつながりって、くいしんぼには、たまりません。
 
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とろろこぶ

 私は関西出身なので、料理にこぶを使うことが多いです。 料理講習で「とろろこぶ」を使うと、
「はじめて使います。」という方もいらっしゃったりするので、関東と関西の食文化の違いを感じたりします。
 とろろこぶは家では、必需品。無くなると夫の母が、送ってくれるので、常にストックが3、4袋ある状態。
特にいそがしい時には、活躍します。
とろろこぶに鰹節を加えて、熱湯を注ぎ、薄口しょうゆを入れて、「即席のお吸い物」
塩をしたお魚の切り身をとろろこぶで巻いて、酒を振ってアルミ箔に包んで、グリルで蒸し焼きにしたり。
 でも一番多いのはおにぎり。
ご飯をおむすびにして、とろろこぶで巻きます。すぐでもおいしいけれど、時間がたってしっとりしたのもいい。
海苔のお結びみたいにパリッとしてないけど、そのおぼろげ~な、たよりな~いところが好きです。
 昨日の夕食、
「なにが食べたい?」と娘に聞くと
「とろろこぶのおにぎり!」
「そんなんでいいの?」
「うん、いっぱいつけて。」
今日の夕食のメインデュッシュはこれになりました。
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手抜きしすぎかしら???
結局、おにぎりを食べた後、残ったとろろこぶをそのまま食べて、一袋完食です。
でも、とろろこぶって、薬膳的ファーストフードって思うのです。
最近の方の食事記録をとらせてもらうと、海藻がほとんど出てこないのにびっくりすることがあります。
海藻は、ミネラルも豊富、デトックス効果、利尿効果も高い食材です。
外食が多い、ストレスフル、肩こり、便秘の多い現代人にはぴったりの食材なのです。
昆布は戻したり、煮たりと手間がかかるけど、とろろこぶなら、「あっ」という間に料理ができちゃう。
ぜひぜひ、日々の食事に活かしていただきたいなぁと思います。
  

タコ

 関西出身なので、東京とは魚屋に並ぶ魚の種類が違って、おもしろいです。東京でよく見かける鮭や金目鯛の活きの良いのは、あまり見かけません。
 瀬戸内の前獲れの魚といえば、ひらめ、たこ、かわはぎ、鯛、はも、めばるなど。 特に、夏の魚と言えば、タコ。タコはまだ生きているタコをさまざまな料理にします。タコ飯やタコと芋の煮物、もちろんタコ焼きも。
薬膳では、タコは補血効果があって、蓮根と一緒に煮込んで、女性の婦人科疾患や貧血に効果をもたらすスープをよく作ります。
 最近、タコ食べてないなぁ。活きのいいのが食べたい・・・・と思っていました。
そしたら、近くの魚屋で新鮮な生タコを発見。北海だこです。なんだかすごい大きなパックになっていて、1.5キロと書いてあります。
 店員さんの「タコは、冷凍できないですからね。3人家族には多いと思いますよ」と言うアドバイスにも耳を傾けず、即買い。
まず、やっぱりお刺身ですね。塩とレモンだけも美味しいけど、今日はワカメをペースト状に叩いて、オレンジの絞り汁を加えてドレッシングを作りました。おいしいカルパッチョが完成。
 
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 茹でたタコは さっと湯通しした苦瓜とレモンの皮、豆板醤、生姜で和えて中華風のサラダに。
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 それから残りはトマトソースで軽く煮ます。半分はスープにして、翌日のメニューに。半分はタコのパスタにしました。
しかし・・・。こちらは、テーブルに出したとたん、タコ好きの家族の襲撃をうけ、写真を撮る間もなく、食べられてしまいました。
 1,5キロのタコ。堪能しました。ごちそ~さま~。
 
 
 
 

つながり

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新橋で山手線に乗っると、すぐ近くからお母さんが子どもを叱る声が聞こえました。まだ20代ごろの女性のようです。「あんたが、ぐずぐずしているから遅れちゃったじゃないのよ。どうしてくれるのよ!」と小学生ぐらいの女の子に怒鳴っています。女の子とは、下を向いてうなだれるばかり。お母さんの叱り声は続きます。「あなたはぐぐずなんだから・・・・」
 しばらくして聴くに耐えかねた初老の男性が「もういいかげんにしなさい。君はそれでも母親か!?」と言ったのでした。すると「ほら!あんたのせいで、お母さんが怒られちゃったじゃないの!」
 聞いていて、胸が締め付けられるように痛くなりました。
 子どももちろん、このお母さん、なんて一人ぼっちなんだろう。
 品川に電車が着くと、親子は降りていきました。
私は娘を迎えに保育園に行きました。門をくぐろうとすると、掲示板に張り紙がしてあります。
 
「近隣の方から、カエルの鳴き声がうるさいとの声が寄せられました。お庭のイネのプランターを奥のほうに移します。ご了承ください。」
 娘が通っている保育園は住宅地の中にあります。園庭も大きくはありませんが、できるだけ自然に触れさせてあげたいとの方針で、発砲スチロールのケースを4.5個並べて、水を張り、その中に子どもたちが一株づつ、田植えをしています。少しづつ育ってきて、この秋に収穫するようです。
張り紙を見て、ひとりぼっちのお母さんが、たくさんいるわけがわかった気がしました。
「子どもは見守られて育つ。」子育て中に何度も耳にした言葉です。でも、見守られて育つのは、子どもだけではないと思うのです。
 人は誰も独りでで生まれて、独りで死んでいく孤独な存在。
 そしてその孤独に向き合い、自分が何者か、そしてどうやって生きていくかを問うのは、自分にしかできないけれど、一人ぼっちで「孤独と向き合う」ことができるほど強い人間ってどれくらいいるのでしょう。
 少なくとも私はそんなときこそ、だれかとのつながりが必要でした。
 
 子どもがお母さんに見守られて、初めて新しいことにチャレンジしたり、冒険したりできるように、
母親も、他者とのつながりの中で、見守られ、育まれて、母親としても人間としても成長していけるのだと思います。
 私は仕事で、体や心の転機を迎えるような方と関わらせていただくことが多くあります。神だったり、友人だったり、家族だったり、自分自身だったり、そのつながりを感じることができた時、体調も良くなっていかれます。
 
 「大人」が見守られ、育まれ、成長していけるためのお手伝いを、私もしていきたいと、心から思っています。
 
 

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