「どうせムリ」から「どうやったらできるかな?」へ

 

「下町ロケット」

ドラマに、映画にと、なかなか評判のいい小説。

このお話のモデルになったのではないかと言われているのが

北海道にあるバッテリー式マグネットの会社「植松電機」の植松務さん。

自社で世界に3つしかない無重力状態を作る実験装置を持っていて

宇宙開発をやっています。

私、この方を知ったのは「ビッグイッシュー」という雑誌のコラムです。

宇宙にあこがれてた少年がお金がないから

「どうせムリ」という周りの人たちの声をよそに

宇宙開発に必要な装置を自前で作って

ロケットをうちあげちゃうという内容でした。

「なんて素直な人なんだろう!」と感動しました。

宇宙開発なんて、「国がやるもの」というイメージしかなかったけれど

(たぶん、彼の周りの人もそう思ってたと思いますが)

その常識を彼の「好き」という思いが飛び越えてしまった。

そんな感じです。

先日出版した書籍「老いない体をつくる中国医学入門」は、薬膳料理家としてではなく、中国医学の専門家として書かせていただくことになりました。

思い出したのが、この植松務さんの話でした。

今まで作ってきたレシピ本と違って新書では2万字が必要。

「2万字か~。書けるかな?」

「書けなかったら迷惑かけるなぁ。」

でも、植松務さんは、こう思ったと言っていました

「どうせムリ」って誰が決めたの?

「どうせムリ」じゃなくて

「どうやったらできるかな?」を考える

そんなことを考えていたら、編集者の方がおっしゃいました。

「阪口さん、ブログをかいていらっしゃいますよね

いつも、何文字ぐらいですか?」

「だいたい800字ぐらいです。」

「それなら、そのエッセイを25本書くつもりで書いたらいいんですよ。」

なるほど。

不思議ですね。

状況は変わっていないけれど

「書ける!」と思いました。

「どうせムリ」じゃなくて

「どうやったらできるかな?」と考えることが

可能性を開いてくれたんですね。

この言葉をくれた編集者さんに本当に感謝です。

私たちは、だれもが成長したいと思っているけれど

ちょっと背伸びをすると、

いろんな不安が頭をもたげてきて

自分で見えない壁を作ってしまう。

そんなとき

「どうやったらできるかな?」と考えてみるだけで

その壁を壁と思わなくなる方法が

見つかるかもしれない。

ぜひ、見ていただきたい植松務さんのTEDの動画「思うは招く」です

Talk to Watch – Tsutomu Uematsu “Hope Invites”