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黒米の甘酒 -発芽玄米入り冷し甘酒-

No.13
花粉症対策に。麹菌のもつ様々な効果が消化器官を健やかに整えます。

甘酒は、江戸時代の夏の飲み物。体力が落ちる夏を乗り切るための栄養ドリンクでした。甘みは、麹菌によって米のでんぷんが分解されてできたブドウ糖によるもの。
また、麹菌が増殖するときに、ビタミン類作るため、ビタミンB1、B2、B6などのビタミン類が豊富。米の表面のたんぱく質をたんぱく質分解酵素で分解しアミノ酸に変えるため、必須アミノ酸などの栄養分も多い。
【薬 効】
黒米・・・古代米の1種。薬膳では「黒」は血液を増やす色といわれ、滋養強壮効果が高い。
玄米・・・ビタミンB1は精白米の4倍以上,食物繊維は5倍、カルシウムは2.5倍、ビタミンB2は2倍と栄養が豊富。また、体に貯まった様々な毒素を吸着して、体外に排出します。
 今年は、花粉が例年の10倍飛ぶという、花粉症の人には空恐ろしい情報が聞こえてきます。花粉防止マスクや空気清浄機など、便利なグッズが目白押しです。アレルギー反応が少しでも軽くなれば、せっかく晴れた日でも「あぁ、今日は花粉がいっぱい飛ぶ・・・」などどため息をつかなくてもすむというもの。体の中を身近な素材で整える方法をご紹介します。
 それは、「甘酒」。飲みつづけると、アレルギーが軽減するといわれています。
 アレルギーは、表面から見ると鼻やのどの症状ですが、実際には体の免疫機構全体がかかわっています。特にその中でも大事なのが、消化器官。特に腸には、免疫細胞の70%が集まっていると言われます。甘酒に含まれる菌類は、腸の状態を整えることができ、それによって、免疫機能が改善します。
 また、アレルギーにかかる人は、潜在的に食べたたんぱく質が、完全には消化されていないことが多いのです。本来アミノ酸にまで分解されてから吸収されるはずのたんぱく質が腸粘膜から、吸収されてしまうことによって、体は無害なたんぱく質を「敵だ!」と認識し、アレルギー反応が起こります。甘酒に含まれるアミラーゼ(炭水化物分解酵素)た、んぱく分解酵素(プロテアーゼ)や脂肪分解酵素(リパーゼ)など様々な「酵素」は胃腸での消化を助け、アレルギー反応を起こりにくくします。
 ただ市販の甘酒は、麹菌の持つ酵素の働きを止めて、日持ちがするように、80度で加熱して、発酵を止めているため、ビタミンやアミノ酸は破壊されていませんが、この大事な酵素 は働きがなくなってしまいます。この酵素の働きを体の中に取り入れるためには、自分で作ったものを加熱せずに飲むのがもっとも効果的。  甘酒の作り方の本などにも、発酵を止めるため、80℃で加熱するとよく書いてありますが、アレルギー予防に飲む場合は、「火入れ」をせず、また、飲む前に温めず、ミネラルウォーターなどで薄めるて飲むか、そのまま食べてください。
 目安は毎食後大さじ1〜2程度。またアレルギーの間は、肉や牛乳・卵などの動物性たんぱく質は、控えめにするとより効果的です。
保存は、密閉ビンに入れ、冷えすぎないようタオルなどを巻いて野菜室へ。1週間程度保存できます。
 作り方は簡単。味も美味。体にはいいことばかり、ぜひ、日本の薬膳をおためしください。
【材   料】 
黒米  半カップ
発芽玄米  半カップ
水      2カップ
米麹    200g
途中で加える熱湯  1カップ
【道具】
おやすみ保温機能のある炊飯器
(または、1リットル程度入る保温ポット)
温度計
しゃもじ

黒米と発芽玄米の甘酒の作り方(炊飯器使用)

@黒米と発芽玄米を洗って、水2カップを加えて 1時間以上吸水させ、炊飯器で炊きます。
A一度沸かしたお湯を1カップ注ぎ、70℃以下になるの待ちます。

B麹は手でほぐしておきます
C 適温になったら、麹を加えて、 満遍なく混ぜます
D炊飯器のおやすみ保温機能を活用します。
温度が50℃〜60℃ぐらいの間を保つようにして、7時間〜8時間おきます。
4時間ぐらいすると、全体的にどろっとした感じになってきて、発酵が進んでいるのがわかります。
E8時間たって、完成しました。麹によってでん粉が分解され、ブドウ糖にかわっているため、加糖していないのにとても甘い!
「火入れ」はせず、ミネラルウォータで少し、薄めて飲みます。ツブツブ感があって、冷しぜんざいのよう。とても美味しく食べられます。

黒米と発芽玄米の甘酒の作り方 (保温ポット使用の場合)
ポットは1リットル程度の大きさのものを使いました。ポットの中に甘酒がぴったり入るぐらいの大きさのほうがうまくいきます。
@黒米と発芽玄米を洗って、水2カップを加えて 1時間以上吸水させ、炊飯器で炊きます
A麹は手でよくほぐしておきます
Bご飯が炊き上がったら、ポットに熱湯を注ぎ、十分に温めておきます。温めないと、ポット内の温度が下がりやすくなり、うまく発酵しません。
C@に熱湯を1カップ注ぎ、70℃になるの待ちます。
麹を加えて、 満遍なく混ぜます
D温めておいたポットにCを移します。
E冷めないようにポットをタオルで包んで10時間ほどおいておきます
F「火入れ」はせず、ミネラルウォータで少し、薄めて飲みます。ツブツブ感があって、冷しぜんざいのよう。
とても美味しく食べられます。

 

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