|
No.21
赤ちゃんに授乳している間、母親がもっともかからないように注意するのが、「乳腺炎」。母乳が詰まって、炎症を起こしてしまう病気です。詰まったまま放っておくと炎症が進んで膿がたまり、手術しなければならいこともあります。この病気は、食べ物が大きく関係します。
脂肪分の多い食事を取ると分泌する母乳にも脂肪分が多くなって、乳腺が詰まりやすくなってしまいます。病院を退院するとき、助産婦さんたちは、「甘い洋菓子、脂身の多い肉は控えてね。」とアドバイスをくれるのです。でも、ちょっとした油断で、生クリームたっぷりのお菓子を食べたり、疲労が重なったりして、乳腺がつまりかかったときのために、自宅での処方も教えてくれます。
そのひとつが「さといもシップ」です。さといもをすりおろして、小麦粉と練り合わせ、ガーゼに塗り、乳房にぺたっと貼り付けるという方法です。これはとても効果が高く、炎症が抑えられ、軽い腫れならひいていきます。中国医学では、さといもは、できものを柔らかくして、ほぐし、毒素や老廃物と古い肉を取り去る効果があるといわれています。乳腺炎だけでなく、悪性のできもの「癌」にもさといもシップをすることで痛みを和らげる方法もあります。ヌルヌルした成分は、ガラクタンやムチンという食物繊維。ガラクタ
ンは老化を防ぎ、免疫力を強め、ガン予防に効果があります。ムチンは腸の働きを整え、消化を促進するほか、肝臓や腎臓の働きを高めます。
今回は、同じく老廃物を排出する働きのある旬のきのこをたっぷり合わせて、簡単なデトックス料理をご紹介します。食べてよし、貼ってよし。サトイモの意外なパワーです。
里芋ときのこの重ね焼き
作り方(2人分)
@ サトイモ150g(2〜3個)の皮をむき、3ミリ幅程度の薄切りにする。きのこ(しめじ、まいたけ、えのきなどを取り合わせて)100gは、石づきの部分をとって食べやすくばらす。
A 塩小さじ1/4、オリーブオイル小さじ2を計って用意する
B アルミホイル又はオーブンシートにサトイモの半量を1枚づつ広げて並べる。その上にきのこの半量を広げて乗せる。オリーブオイル、塩の半量。胡椒適量をふりかける。
C その上に、同じ要領で残りのサトイモ、きのこを乗せ、オリーブオイル、塩、胡椒をふりかける。アルミホイル、オーブンシートの口を閉じる。
D 180度であらかじめ温めておいたオーブンで20分焼く。
E 焼きあがったら、レモンを絞り、刻んだイタリアンパセリをたっぷりのせる。そのまま食卓へ。
|