2023.7.13

こんにちは、阪口です。

もうすぐ梅雨明けですね。

私は週に3回ほど、ジョギングをしているのですが、

昨日は朝8時頃に走っていたら、倒れそうになりました。

すでに30℃ぐらいだったんですよね。

さいたま、暑いですから。。。。

心身の健康に運動は欠かせないのですが、

運動できないときこそ

食事には気をつけたいもの。

漢方キッチンの講師、精進料理歴30年の今西清美先生に、簡単に作れるレシピを教えてもらいました。

清美先生の料理は精進料理をベースにしながら、薬膳の考え方を取り入れたもの。

そして、なおかつ簡単にできるものが多いんです。

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記者生活の不摂生から「30代で生活習慣病スレスレになった夫」の検査数値が「食」でV字回復。同僚が病気で倒れる中、薬入らずのカラダをキープ中。
建長寺の僧侶から精進料理を体得・国際中医師・中医薬膳師

漢方キッチン講師の今西清美です。

30年以上も前のこと、みるみる太り始めた夫。

仕事は新聞記者で、どうしても不規則になりがちです。

どう考えても不健康道まっしぐらの彼に

会社で何を食べているのか問いただすと

毎日肉とほんの少しの野菜という答えが返ってきました。

当時、新聞記者の寿命は短いと言われていて、二人の息子がいた私は

危機感を感じました。

ありったけの知恵を絞って、

毎日肉と油抜きのふたつのお弁当を作ることにしました。

夫は昼前に出社して、帰りは夜遅かったので

ふたつのお弁当が必要だったのです。

3か月経ったころ、夫のカラダはシュッと細くなり

体調もすこぶる快調になりました。

「食べ物ってすごい~」と実感したのを覚えています。

野菜料理のレパートリーを増やさなきゃ・・・

こんなことがきっかけで精進料理の世界に入っていったのです。

薬膳を学ぶ20年も前のことでした。

ひとことで肉と油抜きのお弁当と言うけれど

なかなかこれが難しい。

タンパク質は魚と卵と大豆とその加工品がほとんど。

その中でもしばしば登場したのが・・・

【残り物スクランブルエッグ】

(材料)

卵・・・・・・・・・・・・・2個

ツナ缶・・・・・・・・・・・30g

ひじきの煮もの・・・・・・・30g

(人参、大豆入り)

長ねぎ・・・・・・・・・・・15g

(みじんぎり)

レタス・・・・・・・・・・・適量

塩・・・・・・・・・・・・・小さじ1/4

カレー粉・・・・・・・・・・小さじ1/2

油・・・・・・・・・・・・・適量

(作り方)

1 溶き卵の中にすべての材料を加えてよく混ぜ、油を敷いたフライパンでスクランブルエッグを作る。

2 レタスを皿にして、弁当箱の中に入れる

※残り物利用なので分量は時によって若干異なりますが、スクランブルエッグにすることで適当にすることができました。

30年の間に夫の先輩、同僚の中で、

すでに亡くなってしまった方

大きな病気になってしまった方

本当に多いです。

精進料理を学んだあと、薬膳料理を学んだことで

さらに、健康な体を保つための知識を得ました。

もっと早くに知っておきたかったな~と思います。

でも、おかげで、病気の同僚が多い中

夫はほぼ病気知らずのカラダを保っています。

(1種だけ、薬を飲んでいますが)

「人は食べたものでできている。」

みなさんも、薬膳を学んで、日常で心身を整えて行きませんか?