なつめの季節

2008.11.8

昨日、市場で生のなつめを見つけました。生のなつめが売っているなんて、珍しい!10月に群馬の薬王園の中の薬草畑で、木に実っている棗をみつけて、参加した生徒さんと「食べたいね~」っと言ったのを思い出しました。そうだ、来週の料理講習で試食してもらうことにしよう。と、2袋買いました。
 なつめは、クロウメモドキ科のナツメの果実です。でも生で食べるとりんごのような香りと味がします。
 薬膳ではよく使われる薬効で、体に「気」を補って、抵抗力を高めます。最近は、アレルギーにも効果があることが実証されているようです。
 普段使うのは、乾燥したものです。
水につけて、軽くもどし、生姜と一緒にスープにすると胃腸の働きを調整し、消化を促進します。中に入れる具材は、なんでもOK。これから冷え込むので里芋、ヤマイモのなどの根菜を入れて煮込めば、体に「気」がみなぎる薬膳スープができます。
 書き込みをしてるうちに、なんだか、作りたくなってきました。買った生のナツメを使ったら、乾燥のナツメとは違う、フルーティなスープができそうです。