2023.8.21
こんにちは。マルタマフーズ薬膳セラピストの赤土 知佳です。
株式会社マルタマフーズは、病院や高齢者施設でフードサービスの提供をしており、
阪口珠未先生の監修のもと、薬膳メニューの作成・提供を行っています。
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まだまだ、暑さが続くこの季節、食欲が落ちてしまう方も多いと思います。
そこで、今回は簡単に作れる薬膳料理「暑さを乗り切ろう! さっぱり コーン入り煮込みハンバーグ」をご紹介します。
薬膳では8月頃を「長夏」と呼び、夏の終わりの季節を指します。
この季節は冷たい物の食べ過ぎや暑さが続く中で、食欲低下や身体のだるさを感じやすくなります。
そんな季節にピッタリの食材が瓜類やトマト、とうもろこしなどです。
とうもろこしは胃腸の働きを整え、利尿効果があるためむくみ予防にも効果的です。
ズッキーニは腸の熱を取り除く作用があります。
トマトには生で食べると体にたまった熱を冷まして暑さを取り除き、体に潤いを与えて、喉の乾きを癒してくれます。消化力を高め、夏バテ解消にもおすすめです。また、加熱すると体を冷やす作用が弱まり、血流を改善します。
<暑さを乗り切ろう! さっぱりコーン入り煮込みハンバーグ>
ハンバーグが見えないくらい、たっぷりの夏野菜を使用しました!
材料(4人分)
・トマト…1個
・ズッキーニ…1本
・玉ねぎ…1個(中くらい)
・油…適量
・豚ミンチ…400g
・卵…1個
・パン粉…30g
・とうもろこし…150g
・塩胡椒…適量
・オリーブ油…適量
・トマトピューレ…200g
・コンソメ…小さじ1
・水…200cc
~作り方~
・玉ねぎ半分をみじん切りに、もう半分をスライスする。
・ズッキーニをサイコロ状に切る。
・トマトもサイコロ状に切り、食感を変えるため、加熱用(2/3量)とトッピング用(1/3量)に分ける。
・フライパンを熱し油をひき、みじん切りにした玉ねぎを透明になるまで炒め、冷ます。
・ボールに豚ミンチ、炒めた玉ねぎ、卵、パン粉、とうもろこし(トッピングに使用する分を少量残しておく)、塩胡椒を入れ、粘りが出るまで混ぜる。
・4等分に分け、空気抜きをして形を整える。
・フライパンにオリーブ油をひき、ハンバーグを焼く。
・ハンバーグに火が通ったら一旦皿に移す。
・同じフライパンでスライスした玉ねぎを炒め、ズッキーニを入れてさらに炒める。
そこにトマト、トマトピューレ、水、コンソメを入れ、煮たったらハンバーグをフライパンに戻して煮込み、塩胡椒で味を整えソースを作る。
・器にハンバーグを盛り付け、ソースをかけ、とうもろこし、トマトを上にトッピングする。
~コツ・ポイント~
とうもろこしの毛、皮付きのものを使用する場合は軸にも薬効があるので、スープなどを作る際に、捨てずに煮出して使用するのもおすすめです。
ハンバーグの具材にとうもろこしを使用することで、いつもと違った食感が楽しめます。
夏野菜を使ったソースも食感の違いが楽しく、トマトの酸味でさっぱりとした味わいです!
夏らしい見た目に仕上がりました。
まだまだ暑さは厳しいですが、食材の持つ力を取り入れ夏を乗り切りましょう!