2024.6.28

マルタマフーズ薬膳セラピストの赤土 知佳です。
株式会社マルタマフーズは、病院や高齢者施設でフードサービスの提供をしており、阪口珠未先生の監修のもと、薬膳メニューの作成・提供を行っています。

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これからの季節、雨が降る日が増え、湿度が高くジメジメしたり、蒸し暑くなります。
そして私たちのカラダもなんだかだるく感じたり、むくみやすくなったりします。

そこで、今回は誰でも簡単に作れる薬膳料理「身体の中の湿気を吹き飛ばせ! コーン入りロールキャベツ」をご紹介します。

梅雨になると、湿度が高く身体に水分が溜まりやすくなるため、この季節は余分な水分を排出することが良いとされています。
胃腸にも負担がかかりやすくなるので、胃腸の機能を高める食材や香りで湿気を飛ばす食材を取り入れましょう。

そんな季節にピッタリの食材がキャベツ、とうもろこし、冬瓜、もやし、大葉などです。
キャベツやとうもろこしは、余分な水分を排出し、胃腸の働きを促進。
とうもろこしは、胃腸の働きを高め、水分の代謝も促進するのでむくみ予防にも効果的です。

<身体の中の湿気を吹き飛ばせ!コーン入りロールキャベツ>

~材料(2人前)~
・キャベツ・・・4〜6枚
・玉葱・・・1/2個
・とうもろこし・・・150g
・豚ミンチ・・・150g
・コンソメ・・・1〜2個
・小麦粉・・・適量
・塩胡椒・・・少々
・水・・・500cc

~作り方~
・キャベツを洗い、必要枚数をボイルし冷ましておく。
・玉葱はみじん切りにする。
・ボールにとうもろこし、玉葱、豚ミンチを入れて混ぜ合わせ、塩胡椒を入れる。
・キャベツを広げて小麦粉をふり、肉だねを包んで爪楊枝でとめる。
・鍋に水とロールキャベツの巻き終わりを下にして入れ、コンソメで煮込む。
・出来上がったら器に盛りつける。

~コツ・ポイント~
今回は缶詰のとうもろこしを使用しましたが、実だけでなく軸やひげの部分にも薬効があるため、具材に混ぜ合わせると良いと思います。
とうもろこしの食感もあり、あっさりとした味で食べやすいです。

~アレンジ~
とうもろこしと同じ、むくみに効果が期待される「冬瓜」や「もやし」を一緒に摂ると相乗効果が。
また香りのよい「大葉」を入れたり、トマトと煮込むとまた違った味が楽しめます。

ジメジメした季節ですが、食材の持つ力を取り入れ、湿気を身体から追い出し梅雨を乗り切りましょう!

 

株式会社マルタマフーズ HP
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