2025.7.1

商社勤務から薬膳と料理の世界へ沼落ち。

国際中医薬膳師を取得後、無類の食いしん坊精神と好奇心からフレンチ、イタリアン、点心、パン、和食、中華、ベトナム、韓国、インドなどあらゆる料理を習得。ユニバーサルな薬膳を目指して日夜邁進中。

「食べることは生きること」食でおいしく、楽しく、体を整えるがモットーの漢方キッチン講師「三栖由佳(みすゆか)です。

 

最近終了したNHKドラマ「しあわあせは食べて寝て待て」ご覧になった方も多いかと思います。

ああいうドラマがあると「薬膳」の認知度が一気に上がって受け入れられやすくなりますよね。

私も身近な人に薬膳の話をすることがありますが嫌がる人もいれば喜んで聞いてくれる人もいて二分されます。

でもあのドラマのおかげで今まであまり耳をかさなかった人も興味を持って聞いてくれるようになります。「なぜなんだ?」と思いつつ、「まっ、いっか」と思いなおしたりてします。

少しだけ薬膳を知った事でドラマの主人公の生活や食べ物に対する考え方が変わったり、変わったことを楽しめたり、何となく心の余裕すら感じます。

主人公の人は膠原病なんですけど、自分のテンポで自分に向き合い頑張らないで。

でもやれる範囲で頑張る。そんなところに共感してしまいます。

 

春から続くストレスや梅雨の温度変化などなど、気候変動の激しさから不定愁訴で辛い思いをしている方も多いかと思います。

次の季節に前の不調を持ち込まないように
少しでも楽になるような事が薬膳でできたら良いなと思います。

最近は暑さとともに、湿気もひどいですね。

みなさんはどんな不調を感じますか?

私は朝起きるとまず鏡の前で「うわぁ〜〜あーやだやだ」浮腫んでると思います。

それから何となく体の重さを感じて「あ〜だるい」そんな感じでしょうか?

外の湿度が高いと体の中の湿度まで上がってしますようなイメージです。

気圧が低いと体にかかる圧力が低くなって血管が膨張して水分がもれ浮腫みやすくなります。

体の中に湿気があると胃腸の調子も悪くなります。

そんな時はウリ科のもの、ハトムギ、とうもろこし、緑豆などをとると利水効果があります。

他にもマグネシウム豊富な食材 海藻類や貝などをとってくださいね。

今回は要らない身体の水にさようならするご飯です。

 

【緑豆・とうもろこし・はとむぎのむくみ解消ご飯】

【材料】

ご飯                     1合
ひきわりはとむぎ          大さじ1
雑穀                  大さじ1
半割緑豆          大さじ1
とうもろこし     1/2本
ベーコン             塊の2cm幅くらい
塩                         小1/2
薄口                     小1 1/2
昆布                  5cm 1枚
仕上げに             ミツバやセリなどの香りの食材

 

【作り方】

1)ご飯を炊飯器に入れいつものように水加減をする。追加の雑穀の水を90cc入れます(水はお米によって、炊飯器によって変わります。私は雑穀大さじ1に対して大さじ2の水を追加します)ハトムギはひきわりで無いものを使うときは、下茹でしておきましょう。

2)ベーコンととうもろこしを炒め少し塩(分量外)をします。

3)炒めたトウモロコシとベーコンを入れ昆布をのせて30分浸水させたら炊きます。

4)仕上げに何でも良いので自分の好きな香りの食材を混ぜ込んでください。

※漢方キッチンで扱っている半割の緑豆、ひきわりはと麦ご飯と一緒にそのまま炊けてストレスフリー。お試しくださいね。

 

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★ひきわりハトムギ
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