2026.6.10

マルタマフーズ薬膳セラピストの 岩田 真悠 です。
株式会社マルタマフーズは、病院や高齢者施設でフードサービスの提供をしており、阪口珠未先生の監修のもと、薬膳メニューの作成・提供を行っています。

 

さわやかな春が過ぎて、暑い夏がやってきます。

その前に、梅雨の時期に入ります。長雨の場合は日照時間が短いため、肌寒く、梅雨の晴れ間は気温が上がり、【湿度】も高くなるようです。

【湿度】の高い梅雨は、気分が何となくどんよりするものですが、カラダにも余分な水分が溜まってしまい、体が重く、食欲不振になりやすい時期なのです。湿気を飛ばして、こころも体も軽くしましょう。

 

胃腸の機能を補い、カラダに溜まった余分な水分を排出するのに、とうもろこしがおすすめです。

実は、薬膳の食材としてのとうもろこしは、実だけでなく「ひげ」にも出番があります。
今回は、とうもろこしのひげまで使用したお食事を紹介します。

 

「陳皮香る夏のかんたん蒸し」

最近流行りのせいろ蒸しは、フライパンとクッキングシートでも簡単にできます。

~材料 2人前~
長芋…60g
とうもろこし…1/2本
インゲン…4本
鶏肉…120g
陳皮(乾燥したみかんの皮)…1g
酒…大さじ1と1/3
ポン酢…大さじ2

~作り方~

①食材を一口大に切り、クッキングシートの上に並べます
②陳皮を上から酒をふりかけ、キャンディーのように包みます
③フライパンに並べ、水 200mlを注ぎ入れて火をつけます
④沸騰したら蓋をして、弱めの中火で10分ほど蒸します
⑤火が通ったら、ポン酢につけていただきましょう

 

~コツ・ポイント~

包みを開けた時、陳皮がさわやかに香ります。
陳皮とは乾燥させたみかんの皮で、柑橘のさわやかな香りに、リラックス効果や気の巡りをよくして胃腸の働きを活発にするといわれています。

具材の量や内容は、季節や食材の旬、体調に合わせたものに変更してくださいね。

 

そのほかにも梅雨におすすめの食材を組み合わせ、梅雨特有のじめじめした気分も晴れやかに、食事を楽しめるよう効果を高めましょう!

「生姜の炊き込みご飯」、「ナスと豆腐ときゅうりの冷やしみそ汁」、「コーン茶」

生姜は体を温めることで体内の水分代謝を高め、食欲不振を緩和します。
きゅうりは利尿作用が高く余分な水分を排出させるので、むくみにも効果的と言われています。

「コーン茶」は、利尿作用の強いとうもろこしのひげと皮をこんがりするまで、から煎りし、お湯で抽出したら、あまいかおりのするコーン茶の完成です。

コーン茶を作っているときはのんびりとした気持ちで、気分転換にもなります。

食材の作用とさまざまな香りでこころも体も軽く、元気になりましょう!