2026.9.25
こんにちは。
30年以上薬局の現場で患者さんと向き合い、薬膳・漢方・手つぼ・発酵食を組み合わせた養生法をお伝えしている「ハイブリッド薬剤師」。
漢方キッチン講師の岡山真弓です。
私の婿の実家は岡山県なので、お中元にはいつもおいしい果物を送ってくださいます。
ちなみに、お歳暮には牡蠣が届きます!
今年のお中元は、私の大好きな桃でした。
おいしくいただいて、幸せな気分に♡

以前の私は、白桃が大のお気に入りでした。
ところが数年前、山梨に行ったときに初めて「黄金桃」なるものに出会いました。
実は私、黄桃はあまり好きではなかったのです。
でも、安かったので「まあ、試しに買ってみよう」と家に持ち帰りました。
そして食べてみてびっくり!
濃厚な甘さと、ほどよい酸味。
今まで食べたことのないおいしさでした。
すっかり黄金桃のとりこになってしまい、それ以来、毎年わざわざ山梨まで買いに行くほど大好きになりました。
ところが今年は、なんと!
実家のある金沢で、金沢産の黄金桃を発見!
「えー!金沢でも黄金桃が作られているの⁉」と、ひとりで大興奮(笑)。
もちろん、迷わず購入しました。
桃は、薬膳ではちょっと特別な果物
ところで桃は、果物には珍しく、薬膳では**身体を冷やしにくい「温性」**の食材とされています。
古代中国では桃は「仙果」と呼ばれ、魔除けや不老長寿の象徴として大切にされてきました。

日本人なら誰でも知っている「桃太郎」のお話にも、桃の持つ特別な力が表れているのかもしれません。
実は桃太郎には、こんな説もあるそうです。
おばあさんが川から拾った桃を食べたところ、若返り、その若返ったおばあさんから桃太郎が生まれた――というお話。
桃には、薬膳では補気・補血・生津などの働きがあるとされます。
「桃を食べて元気になって、若返って、子どもができた」
そう考えると、昔話も薬膳の視点から見ると、なんだか違った意味に見えてきませんか?
岡山といえば、桃。そして牡蠣!
そして、岡山の実家から届くもう一つの楽しみが「牡蠣」。
実は牡蠣も、薬膳では妊活を考えるときに取り入れたい食材のひとつです。
岡山県には子だくさんの方が多い、と聞いたことがありますが……
牡蠣がおいしい土地柄と考えると、なんとなく納得してしまいます(笑)。
ちなみに、私の婿は5人兄弟です!
もちろん、食べ物だけで子どもの数が決まるわけではありませんが、こうやって身近な食材を薬膳の視点から眺めてみると、昔からの食文化や土地の風習まで、いろいろなことがつながって見えてきます。
いつもの食卓を、薬膳の目で見てみよう
私たちが日頃何気なく食べているものにも、薬膳的な意味があります。
「これは身体を冷やすの?温めるの?」
「どんなときに食べるといいの?」
「昔の人は、なぜこの食材を大切にしていたの?」
そんなふうに、いつもの食卓を少し違った角度から見てみると、食事がもっと面白くなります。
薬膳は、特別な食材を買って作るものではありません。
毎日の食事を、身体の声を聞きながら選んでいくこと。
それも立派な「養生」なのです。
今日のデザートの桃も、そんなふうに眺めてみると、いつもよりちょっとありがたく感じるかもしれませんね。
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🍂✨ 秋に潤う、美肌カフェ薬膳
— 北欧の食卓からはじめる冬支度 —
【SPICE & WELLNESS. カフェ薬膳講座】
第2回テーマ🌿
「秋に潤う 美肌薬膳ー北欧に学ぶ冬支度ー」
🗓 10月24日(土)
⏰ 10:30〜13:30
📩 申込み締切:10月12日(月)
薬膳では、秋は「燥」の季節。
冬に向かうこの時期は、身体の内側に潤いを補い、乾燥から「肺」を守ることを大切にします。
今回は、フィンランドの家庭料理「ロヒケイット」をはじめ、サーモン、ナッツ、ベリー、根菜など、北欧の食卓を思わせる食材に、秋の薬膳の知恵を組み合わせます。
🍽 季節のフルーツ・なつめ・胡桃・豆腐チーズのタルティーヌ
🍽 ビーツとクコのディルマリネ
🍽 ホタテとかぶのカルパッチョサラダ
🍽 ロヒケイット〜秋鮭と豆乳のサーモンスープ
🍽 白木耳と洋梨のスパイスコンポート
季節の果物も、薬膳の食材も、
「身体にいいから我慢して食べる」のではなく、
おいしい料理として楽しむ。
そんなカフェ薬膳の時間を、ぜひ体験してみてください。
おいしく食べて、
内側から潤って、
冬に備える。
秋の食卓から始める「美肌の冬支度」。
ご一緒できるのを楽しみにしています。🍂✨
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