2026.7.16
マルタマフーズ薬膳セラピストの矢野 貴義です。
株式会社マルタマフーズは、病院や高齢者施設でフードサービスの提供をしており、阪口珠未先生の監修のもと、薬膳メニューの作成・提供を行っています。
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立夏が過ぎて夏の始まりの季節になると、体も夏の準備をします。
この時期には「心」という臓器がバランスを崩しやすくなります。
「心」は体に血液を巡らせる「心臓」の働きと、精神や心の働きをする臓器と考えられています。「心」がバランスを崩すと、「眠れない」「忘れっぽい」「不安」などの症状が出やすくなります。
また日本では梅雨の時期も含まれます。
梅雨は真夏と違って汗をしっかりかくことができず、水分代謝が悪くなり「むくみ」「体の不調」を引き起こします。
今回は「心」の調子を整える食材と、水分代謝をよくする食材を中心にレシピを考えました。
心の疲れを取り除く~ 夏の薬膳メニュー
◆いわしのモロッコ風トマト鍋
◆ハスの実サラダ
◆とうもころしごはん

<イワシのモロッコ風トマト鍋>
~材料(1人分)~
イワシの水煮缶…1缶
トマト…1個
なす…1本
じゃがいも…1個
レモン…1/3個
調味料(A)
クミンパウダー…小さじ 1/2
パプリカパウダー…小さじ 1/2
塩…適量
水…大さじ1
オリーブ油…小さじ2
おろしにんにく…小さじ1
~作り方~
1. トマトとレモンは輪切り、なすとじゃがいもは1cm角に切る。
2. 調味料(A)を混ぜ合わせておく。
3. 鍋にトマトを敷き、なす、じゃがいも、イワシの水煮缶を汁ごと加える。
4. 調味料(A)を鍋に加える。
5. 蓋をして弱火にかけ、湯気が立ったらレモンを加える。
6. 弱火で10分ほど加熱する。
●おすすめ食材
トマト:体の余分な熱や水分を取りながら、必要な体液を増やす。
いわし:気を補い、イライラや動悸、不眠を改善します。
なす:体にこもった熱を取り除いて、血液の流れをよくする効果がある。
利尿作用もありむくみやのぼせを解消する。
クミンのスパイシーな香りとレモンの爽やかな酸味が特徴的でした。
いわしの臭みも抑えられて食べやすいです。
調理工程も簡単なので一人暮らしの方にもおすすめです。
<ハスの実サラダ>
●おすすめ食材
いんげん豆:胃腸の働きを高めて、水分の代謝を調整する働きがあり、暑さによるむくみや食欲不振を解消する。
ハスの実:心の機能を整える働きがあり、動悸や精神不安を解消する。
きゅうり:体の熱を冷ます作用がある。利尿作用があり余分な水分を排出する。
ハスの実は栗のような食感でホクホクして美味しかったです。
<とうもろこしごはん>
●おすすめ食材
とうもろこし:胃腸の働きを高める。水分の代謝を促進しむくみや高血圧の予防にも良いとされている。
こんぶ:体の熱を冷まして、余分な水分を代謝させる。
とてもシンプルですが、とうもろこしの甘さとこんぶの旨味で、おかずなしでも食べられるぐらい美味しいです。
夏が始まると季節の変わり目と湿気で気持ちが晴れないことが多いかと思います。
そんな時は美味しい料理を食べて、しっかり休息をとる事が重要ですね。
私にとっては料理をする時間も無心になれるので、良いストレス解消方法になります。