2026.9.29
記者生活の不摂生から「30代で生活習慣病を患った夫」の検査数値が「食」でV字回復。同僚が病気で倒れるなか、薬いらずのカラダをキープ中。
漢方キッチン講師の今西清美です。
私は長野県の野尻湖近辺に行ってきました。
長野の名産のひとつに蕎麦があります。
黒姫山の麓にも「霧下蕎麦」というブランド蕎麦が作られています。もしかして蕎麦の花満開の畑が見られるかも・・・と期待したのですが、時期が少し早く、それはかないませんでしたが、ちらほらと咲く様子は見られました。
「霧下そば」という名前の通り、この地域は生育期に霧が発生することが多く、昼夜の寒暖差も大きいのが特徴です。
実は、こうした長野の気候が、蕎麦の栽培にぴったりなのだそうです。
蕎麦は冷涼な気候を好む作物。こうした環境が、香りのよい良質な蕎麦を育てるといわれています。

蕎麦は薬膳的には涼性。体の熱を取り、胃腸の働きを促進する食材です。
栄養学的にはポリフェノールの一種、ルチンが多く含まれています。ルチンは血管を丈夫にし、
血圧を下げる働きがあります。また、ビタミン B 群も豊富で糖質や脂質の代謝を助ける働きもあります。
蕎麦の歴史は古く、日本でも縄文時代から食べられていた形跡があるそうです。
現在の蕎麦切りという麺の形になったのは室町時代で、さらに江戸時代に入り屋台でのいわゆるファーストフードの形になってから大流行し、今に至っています。
今回、蕎麦粉を「蕎麦がき」にして食べる方法を考えてみました。
麺の蕎麦を茹でると、栄養素がゆで汁に多く出てしまい、もったいないのですが、蕎麦がきだとそのまま全部食べられるのでとても良い調理法。
白きくらげの煮た物も加えて、秋の乾燥にも対応したレシピになっています。
そして、そばつゆではなく、黒蜜をかけて、ちょっとしたおやつとして、召し上がってみてください。
電子レンジを使うので、簡単にできます。どうぞ、新蕎麦が出てきたら、試してくださいね。
(材料)2人分
蕎麦粉 20g
水 100g
白きくらげ(乾燥) 4g
黒蜜 適量
(作り方)
① 容器に水を入れ、600Wの電子レンジに入れて1分半かける
② 蕎麦粉を①に少しずつ数回に分けて加え、泡だて器で溶かしながら、すべて溶く
③ 再び電子レンジに入れ、1分加熱し、出したら木べらに持ち替え、良く練る
④ 再び、電子レンジに1分かけ、再び木べらでさらに練る
⑤ あらかじめ、白きくらげを水でもどし、鍋に入れヒタヒタの水で40分煮た物を作っておく
⑥ ④と⑤を器に入れて、黒蜜をかける
