2022.12.21
漢方キッチン・薬膳セラピストの、尾方恵子です。
あっという間に12月。
今月のテーマは『山芋』です。
漢方では『山薬』と言って
補気剤としてよく使われています。
うなぎの様に栄養価が高く
精がつくことから『山のうなぎ』とも呼ばれている山芋。
長芋、イチョウ葉に似ているイチョウ芋(大和芋)、山野に自生している自然薯、
粘り気の強いツクネイモ等の種類があり、
粘りが強いほど薬効も強いと言われています。
●山芋 ヤマノイモ科ヤマノイモ属
【性味】甘 平
【帰経】肺 脾 腎
【体質】気虚 陰虚
『肺』喉の渇きや咳を鎮める働き、
肌の乾燥を潤す効果
『脾』胃腸の働きを整える、食欲不振、下痢、虚弱体質、慢性疲労を改善する効果
『腎』滋養強壮、夜間頻尿や寝汗、耳鳴り、精力減退など老化予防、子どもの発育促進
長芋に片栗粉をまぶして
油で揚げたら
カレー粉やガラムマサラと塩をまぶすだけ
熱々をどうぞ〜
外はサクッと
中はホクホクで止まらない
美味しさですよ
片栗粉によって
まぶしたスパイスや塩が落ちにくいので
お弁当にもオススメです！
今回はミネラルたっぷりのぬちまーすと
どこのご家庭にもあるSBの赤缶で。
普通の晩御飯にこの1品を足すだけで
ちょい晩酌になって自分も息抜き
忙しい時こそゆる薬膳
完璧なものを週1よりも
ゆるく毎日をと自分に言い聞かせています
みなさまもぜひお試しください。