2026.5.14
記者生活の不摂生から「30代で生活習慣病を患った夫」の
検査数値が「食」でV字回復。
同僚が病気で倒れるなか、薬いらずのカラダをキープ中。
漢方キッチン講師の今西清美です。
皆さんは五月にどんなイメージを持っていますか?
一般的には風薫る五月と言った爽やかな季節の到来と考える人も多いのではないでしょうか?確かに空青く晴れた日などは、いかにもこれぞ五月と言った雰囲気です。

しかし、爽やかに晴れる日は実は長続きせず、雨も風も激しく吹き荒れる日も結構多いのです。
新生活の疲れも出るころで、「五月病」と言われる症状が出るのも精神的なストレスに加えて激しい気温の変化に体がついていけないこともあるようです。30度を超える暑い日があったかと思うと、次の日はうすら寒かったりして、何を着ていいのか悩む日も多いですね。
また、紫外線も真夏に次ぐ強さで、日焼け対策も怠ると、こちらはお肌の大敵です。
しかし、食材的には新物の季節!

精進料理に関わっていると、季節の食材にとても敏感になります。それぞれの季節にしか食べられないものも結構あって、うっかりしていると食べ損ねてしまうものもありますね。
特に春は、いろいろな芽の野菜も豊富です。
筍、芽キャベツ、アスパラ、うど、ふきのとう、タラの芽、こごみなど。
また、菜の花やアスパラ菜などの葉物。スナップエンドウや、さやえんどうなどの豆類。そして新じゃがや新玉ねぎなどの土ものも通常のものより水分が多くて柔らかく食べられます。
これらの春の野菜達には独特の苦みや、熱を冷ます作用を持っているものも多く、それらは肝の働きの不調によって引き起こされる、めまいやのぼせ、肩こりなど、自律神経の不調の一言で片づけられてしまう諸症状に効果を期待できます。まさに、季節の薬膳です。
できるだけ摂り入れて、春に起こりやすい、心身の不調に対応していきたいですね。
今回は春の野菜をふんだんに使った味噌汁を考えました。
とても簡単なので、作ってみてください。
出汁をとるのが難しかったら、市販のパック出汁などを使うといいです。なるべく顆粒出汁や化学調味料は避けてください。
【春の新もの味噌汁】

(材料) 2人分
新ジャガ・・・・・・・・・・70g
新玉ねぎ・・・・・・・・・・60g
新ワカメ・・・・・・・・・・20g
スナップエンドウ・・・・・・40g
昆布・・・・・・・・・・・・5cm角1枚
味噌・・・・・・・・・・・・大さじ1.5
※出汁は好みで昆布に鰹節、煮干しなどを足してもいい。
煮干しの場合は昆布と一緒に水に浸けて置き、昆布と一緒にコトコト弱火で煮る 鰹節の場合は昆布を煮てから引き揚げ、そこに加えて煮てすぐに引き上げる
※この分量だと煮干しは3~4本。鰹節なら8~10g
※市販のパック出汁を使う場合は、説明書の指示に従ってください
(作り方)
① 新ジャガは皮をむき、1cm幅の輪切りにする
② 新玉ねぎも1cm幅のくし切りにする
③ 新ワカメは塩を洗い流し、ざく切りにする
④ スナップエンドウは筋を取り、1本を3つの斜め切りにする
⑤ 昆布を400mlの水に1時間以上浸け、その後弱火で30分煮る
⑥ ⑤に新ジャガを最初に入れて煮えが入ったら、新玉ねぎ、スナップエンドウの順に加え、すべてに火が通ってから、味噌を溶き、最後に新ワカメを加えて火を止める
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