2026.1.30

商社勤務から薬膳と料理の世界へ沼落ち。
国際中医薬膳師を取得後、無類の食いしん坊精神と好奇心からフレンチ、イタリアン、点心、パン、和食、中華、ベトナム、韓国、インドなどあらゆる料理を習得。ユニバーサルな薬膳を目指して日夜邁進中。
「食べることは生きること」食でおいしく、楽しく、体を整えるがモットーの漢方キッチン講師
三栖由佳(みすゆか)です。


皆さま、お元気ですか?

お正月が終わったと思えば、もう節分。そして立春を迎えます。
立春は、暦の上では春の始まり。
自然界だけでなく、私たちの体もこのタイミングで目覚め、
エネルギーを内側から外側へ巡らせ始める季節です。

この巡りがスムーズであれば、
気分も体も軽く、心地よい春を迎えることができます。

ところが実際には、
「春になると調子を崩す」という方がとても多いのも事実。
私自身も、毎年少なからず影響を感じます。

薬膳では、春は特に**「肝」**の働きが重要になる季節と考えます。
「肝」は、
・気を巡らせる
・血を蓄える
という大切な役割を担っています。

気の巡りが滞ったり、血が不足すると、
イライラ、頭痛、消化不良、目のかすみ、足のつり、ぎっくり腰など、
本当にさまざまな不調として現れてきます。

この春の「肝」の不調を助けるポイントは、
発散蔵血

発散の方法はたくさんあります。
運動、観劇、カラオケ、寄席、そして美味しい食事。
楽しく食べて、話して、笑うことも立派な養生です。

食材でいうと、発散を助けるのは「辛味」のあるもの。
唐辛子や胡椒などの香辛料、生姜、ネギ、ニラといった薬味類、
そして香りの良い食材。
蔵血には、棗やクコなどの赤い食材が役立ちます。

今回の韓国薬膳講座では、
この「肝」の働きを助ける食材を、たっぷりと盛り込みました。

ニラ、ネギ、唐辛子、ニンニクでしっかり発散。
紫蘇やみかんフレーク、シナモンで気の巡りを促し、
棗やクコ、唐辛子で血を養います。

さらに今回は、
忙しい方の日常に役立ててほしいという思いから、
「チゲの素」を一緒に作ります。

チゲの素は唐辛子を使うことで、
冬の間に冷えたお腹を温め、消化を助け、
お腹の張りや吐き気、下痢などを和らげてくれます。

ニンニクも加わることで、
気血の巡りを良くし、五臓の働きを活性化。
免疫力アップにもつながります。

どちらも発散の食材なので、
体にたまりがちな「湿」を飛ばし、
むくみの改善にも役立ちます。

辛いものを食べたあと、
汗が出て、なんとなくスッキリした感覚はありませんか?
それは、湿が抜け、気がしっかり発散されたサインです。

チゲの素を作っておけば、
出汁に溶いて、豆腐やお好みの具材を加えるだけで、
あっという間にチゲが完成します。
冷凍保存もできるので、
時間のない日の心強い味方になってくれるはずです。

「肝」を整え、気の巡りを良くしてあげることで、
心も体ものびやかに、
楽しい春を迎えていきましょう。

立春から始める 春の巡りを整える 薬膳 × 韓国料理講座

※申込締め切り:2月5日(木)まで

開催日2月21日(土)10:30~13:30
講師:三栖由佳(漢方キッチン講師/国際中医薬膳師)

 受講料
・薬膳セラピスト協会会員:7,700円(税込・材料費込み)
・一般/受講生:8,800円(税込・材料費込み)

お申込みはこちら⇒
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