2026.5.12

マルタマフーズ 薬膳セラピストの圓次 奈津子です。

株式会社マルタマフーズは、病院や高齢者施設でフードサービスの提供をしており、阪口珠未先生の監修のもと、薬膳メニューの作成・提供を行っています。

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5月はまだ暑さにも体が慣れておらず、疲れも出やすい頃です。

春から初夏へと移り変わる 5月の体を優しく整える 養生ランチメニューを紹介します。

<巡りを整える爽やか養生ランチ>

・雑穀ご飯
・鶏肉のハーブソテー
・たけのこのガーリック醤油炒め
・新じゃがのフライドポテト&ボイルアスパラ
・ひじきと豆のトマト煮
・キャベツの卵スープ
・デザート(キウイ)

 

雑穀ごはんに、香り豊かな鶏肉のハーブソテー、旬のたけのこや新じゃが、アスパラなど、季節の食材もぎゅっと詰め込みました。

ひじきと豆をトマトで軽やかに煮込んだトマト煮は、気と血を補いながら、トマトの爽やかさで初夏らしい一品に。

キャベツの卵スープで胃を優しく温め、デザートにはキウイの酸味を添えました。

疲れた心身を癒し、巡りを整え、軽やかに元気に過ごしましょう。

 

春から初夏にかけて、巡りを整えつつ、軽やかに元気を補う「ひじきと豆のトマト煮」のレシピを紹介します。季節の変わり目の体にほっとする一皿です。

【ひじきと豆のトマト煮】

~ 材料(2人分)~
・ひじき(戻したもの)…40g
・蒸し豆(大豆、黒豆、ミックスビーンズなど)…30g
・枝豆…10g(塩茹でし、さやから出しておく)
・セロリ…10g
・玉ねぎ…30g
・にんにく…1かけ
・オリーブ油…小さじ1
・トマト…70g(中サイズ1個分)
・トマトケチャップ…大さじ1
・水…200cc(カップ1)
・コンソメ(顆粒)…小さじ1
・砂糖…少々
・塩・こしょう…適宜

  1. セロリ、玉ねぎ、にんにくをみじん切り、トマトは角切りにします。
  2. 鍋にオリーブ油を熱し、弱火でにんにくを炒めて香りを出します。
    さらに、セロリと玉ねぎを加えて炒めます。
  3. 2にひじき、蒸し豆、枝豆、トマト、トマトケチャップ、水を加えて煮ます。
  4. 3にコンソメと砂糖を加え、さらに弱火で水気が少なくなるまで煮込みます。
    最後に塩・こしょうで味を調えます。

 

【効 能】
ひじき:血を補い、巡りを整えます。

豆類:気を補い、胃腸の働きを助けます。中でも黒豆は血を補い、枝豆は疲労回復効果の高い食材です。

トマト:体の余分な熱を冷まし、潤いを与えます。リコピンやビタミンC、ビタミンEなど抗酸化作用のある栄養素が含まれ、紫外線が強まる夏におすすめの食材です。

セロリ・たまねぎ:気を巡らせます。

 

ポイントはセロリ。独特の香りと味がアクセントになります。
フレッシュトマトが優しい味に仕上げます。セロリの葉の部分を刻んで最後にトッピングすると見た目も香りもさらに良くなります。
煮込む時にローリエを加えてもよいでしょう。

ひじきと大豆の和風の煮物は馴染みがありますが、トマト味もこれからの季節、さっぱりとして洋風のメニューにも合うのでぜひ試してみてください。

 

黒い食材(ひじきや黒豆)と赤い食材(トマト)の組み合わせは、薬膳ではアンチエイジングや血を巡らせ・補うのに優れ、特に女性におすすめです。

黒い食材には、他にも黒ごまや黒きくらげ、昆布など。赤い食材には、なつめやクコの実、パプリカや小豆などがあります。ぜひ食事に組み合わせて取り入れてみましょう。

 

季節はこれから夏本番へと移り変わっていきます。

夏を元気に過ごすための準備を始めましょう。