2024.12.26

マルタマフーズ薬膳セラピストの松木悦子です。
株式会社マルタマフーズは、病院や高齢者施設でフードサービスの提供をしており、阪口珠未先生の監修のもと、薬膳メニューの作成・提供を行っています。

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北風も強く、寒さも一段と厳しくなる季節となりました。
そんな寒い冬を元気に過ごせるおやつをご紹介します。

 

~冬の薬膳おやつレシピ~
◆ほっこりポカポカ♪豆乳ぜんざい

*材料(約3~4人分)
・小豆(乾物)…60g
・砂糖…40g(大さじ4と1/2)
・塩…少々
・水…280ml
・豆乳…280ml
・もち麩(お餅や白玉団子でも)…8個
・くるみ…12g

*作り方
1.鍋に洗った小豆と水を入れる。
沸騰したら、弱火で煮る。(約1時間)
(途中で水分が少なくなってきたら、水を加える。
小豆が少しかぶるくらいの水分量で煮る。)
小豆が手で潰せるくらいに柔らかくなったら、砂糖を3回ぐらいに分け入れる。

2. お湯がひたひたな状態の小豆に、豆乳を入れ温め、塩を加える。

3. 器にもち麩、2の豆乳ぜんざいを注ぎ入れ、砕いたくるみをトッピングする。

 

★豆乳を使用することで、まろやかで優しい甘さになります。お好みで調整してください。

クルミが入ることで、ザクザクとした食感と風味も加わります。

小豆缶やこしあんを使用するとお手軽に作れます。その際は砂糖を入れずに作ってみてください。

*食材の効能

小豆は体にたまった毒素を出してくれます。

豆乳は体に潤いを与え、咳や痰の改善に効果があり、乾燥する冬にピッタリの食材です。
大豆イソフラボンを含んでいるので、骨粗しょう症や更年期障害の症状の改善をサポートしてくれます。

クルミは下半身の冷えの改善や、肺を温め呼吸器系の働きを助けてくれます。
アンチエイジングの効果も期待され、豆乳と一緒に食べると、さらに効果がアップします。
不飽和脂肪酸を多く含み、便秘やお肌の改善、髪の毛のパサつきを抑えるなど、嬉しい効果があると言われています。

冬は体の「腎」という臓器にエネルギーを蓄える季節です。

黒色の食材や、木の実、また血行を促進し体を温める食材がおすすめです。

寒くて乾燥する季節ですが、体も心も ほっこりと温まるおやつを食べて、元気に過ごしましょう。

 

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