2024.11.18
こんにちは、阪口です。
漢方キッチンでは、みなさまの健康をおいしく、楽しくサポートする講座を開催しています。
さて、今回は来年度4月から新たに始まる「韓国薬膳」を担当してくれる講師、「三栖由佳(みすゆか)」先生を紹介します。
ゆか先生おすすめの簡単薬膳レシピも最後にご紹介しています。
ぜひ、最後までご覧くださいね。
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はじめまして。
2025年4月から「韓国薬膳」を担当します。
漢方キッチン講師の三栖由佳(みす・ゆか)です。
今回は、自己紹介と簡単な薬膳レシピを紹介させていいただきます。
薬膳の世界に足を踏み入れたきっかけは、「AKB」の川栄李奈さんがユーキャンの薬膳資格のCMをしていたこと。
商社勤務で仕事に追われ、心身のダメージを受けていた当時の私は、美味しくて、カラダによいものを食べられる薬膳にピンと来たのです。
最初は、家の近くの薬膳料理教室へ気軽に通い始めたら、どんどんおもしろくなり、薬膳の沼へ。。。。
国際中医薬膳師の資格をいつのまにか取得していました。
そして、学んだ薬膳を、さらにいろいろな料理と結び付けたくて、さまざまな料理を学びました。
フレンチ、イタリアン、点心、パン、和食、中華、ベトナム、韓国、インド料理などなど。
それぞれの国の食文化の中に、心身を整えるための「医食同源」のような知恵があり、国が違っても共通点があります。
そんな各国料理に薬膳のエッセンスを加えたレシピを考えて、「自分がおいしく食べること」が趣味です。
薬膳は難しくないです。
元々のお料理をちょっとアレンジするだけで、薬膳料理に変身します!
食いしん坊の私と一緒に、気軽でおいしい薬膳料理を作りましょう
喉の乾燥からの空咳や肌のカサカサした感じが気になる季節になってきました。
そんな時に私の推しは「白木耳(しろきくらげ)」
白木耳には体を潤す効果があってお肌のハリにも効果抜群です。
私は毎日欠かさず白木耳とクコを食べるようにしています。
そのおかげかハンドクリームもリップクリームは、よほどのことがなければ使う必要を感じません。
まさに、食べるハンドクリーム(^▽^)/
内側から潤いを与えている感じです。
白木耳は肺も潤すので空咳や喉の痛みにも効果があります。
白木耳はきのこの一種ですが、くせがないので何に入れても邪魔になりません。
スープや味噌汁に入れても美味しく食べられます。
クコの実も白木耳と同じように体に潤いを与え、血(けつ)を補う効果があります。
血を補うということは毛細血管への血流も良くなるのでお肌にも良いわけです。
さらには老化からくるかすみ目や眼精疲労に良いとされるゼアキサンチンやカロテノイドを含んでいます
漢方薬にもよく使われていて、眼の老化を防ぐ漢方杞菊地黄丸の主成分でもあります。
今回は、私がよく食べる簡単デザートをご紹介します。
【白木耳とクコの実の滋陰デザート】
①白木耳は水で何度かゆすぎ戻してください。
白木耳をハイペースで消費する私は40gを一度に茹でます。
②戻し時間は数時間かけるとふっくら戻ります。
③鍋にたっぷりのお水と白木耳を入れ、白木耳がトロトロになるまで煮ます。圧力釜で煮てもいいです。
トロトロになるまで煮るのがポイントです。
④クコの実はリンゴ酢に漬けておきます。
⑤白木耳を器に盛りクコを乗せ蜂蜜をかけていただきます
白木耳は小分けにして冷凍庫へ
クコも瓶に入れてリンゴ酢に漬けて冷蔵庫へ常備しているととても便利ですよ。
薬膳で大切なのは続けること。
おいしいもの、簡単なものでを楽しく継続して、きれいをキープしてください。