2025.4.3

マルタマフーズ薬膳セラピストの矢野 貴義です。
株式会社マルタマフーズは、病院や高齢者施設でフードサービスの提供をしており、阪口珠未先生の監修のもと、薬膳メニューの作成・提供を行っています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

暖かな日が続くようになってきましたね。

春になると植物が芽を出し、動物の動きも活発になっていきます。
人も冬の間に蓄えたエネルギーを巡らせて活動的になる季節です。

体のエネルギー(気)を巡らせる臓器を薬膳では「肝」と呼びます。

春は「肝」の負担が多くなり、肩こり、イライラ、怒りっぽい、ストレスを感じやすい、目のかすみ、めまい、ドライアイなどの症状が出やすくなります。

芽吹きの季節である春には、「芽」の食材を食べると良いと言われています。
「肝」の調子を整える食材と「芽」の食材で、春の不調を改善するメニューを考えました。

~春の不調を改善!!~春の薬膳メニュー
◆麦ごはん
◆鶏肉と菜の花のガーリックオイスター炒め
◆豆もやしナムル
◆セロリとあさりのスープ

<鶏肉と菜の花のガーリックオイスター炒め>
~材料(2人前)~
鶏むね肉…250g
(A)塩…少々
(A)こしょう…少々
(A)料理酒…大さじ1
片栗粉…大さじ2
菜の花…200g
オイスターソース…大さじ1
オリーブオイル…大さじ1
ニンニク…1片

~作り方~
1.  鶏むね肉を一口大に切る。
2.  ボウルに鶏むね肉を入れ、(A)を加えて軽く混ぜ合わせておく。
3.  菜の花は根元を切り落とし、食べやすい大きさに切る。
4.  ニンニクをみじん切りにする。
5.  菜の花は軽く湯通し、冷水で冷まし水気を絞る。
6.  2の鶏むね肉全体に片栗粉をまぶす。
7.  中火に熱したフライパンにオリーブオイルをひき、ニンニクを入れ香りを立てる。
8.  鶏むね肉を両面焼く。
9.  菜の花を加え、中火でさっと炒める。
10.オイスターソースを加え、全体に味を馴染ませる。

おすすめ食材

菜の花:肝の調子を整えて、のぼせやめまい、イライラを抑えるとされています。
血行を改善して老廃物を排出するので、炎症や吹き出物などの肌のトラブルにも効果的です。

菜の花の苦みとオイスターソースの旨味がよく合います。鶏肉のふっくらとした食感も美味しかったです。

 

<麦ごはん>
おすすめ食材
大麦(もち麦):胃腸の調子を整え、体のむくみを取り、便秘の改善に効果的とされています。白米よりも安価で、経済的にも助かります。

<豆もやしナムル>
おすすめ食材
豆もやし:大豆が発芽する過程で、ビタミンC、アスパラギン酸が増加し、疲労回復効果が期待できます。

豆もやしは安価で手に入るので重宝します。ごま油の香りともやしの甘味が美味しく、いくらでも食べられそうです。

<セロリとあさりのスープ>
おすすめ食材
セロリ:独特の香り成分であるアピインは、気の巡りを良くすると考えられています。
精神安定作用のあるカルシウムも多く含むのでストレスによるイライラや情緒不安定、不眠症などに効果的です。

あさり:肝の機能を改善すると言われています。春先のイライラ感や五月病を予防します。

セロリの香りが気分をスッキリさせてくれます。あさりの出汁とセロリの甘味がとても相性がよく美味しかったです。

 

春になると店先に春野菜が並び始めます。薬膳を学ぶ前は全く関心が無かったのですが、食材の効果を学んでから購入するようになりました。

今回は初めて菜の花を調理してみました。思ったより癖が無く簡単に調理できたので、今度は、たらの芽や独活、蕗にも挑戦してみようと思います。

 

株式会社マルタマフーズ HP
関西・関東圏の特養や病院への給食導入のご相談承ります
https://www.marutama-net.co.jp/