2025.5.2

漢方キッチン講師の三栖由佳です。

夏日がつづいたかと思うと急に温度が下がったり、体調を崩していませんか?
この時期は季節が行ったり来たりするので自律神経が乱れやすく、調子が狂うそんな季節。
中医学的には、体の中のエネルギーが上へ上へと行きやすくなり、イライラしたり、肩こりが出たり、胃腸の調子が悪くなったりと不調を訴える方が多いです。

私もこの季節が一番辛く、些細なことでイライラしてストレスをためてついつい当たりが強くなって『しまった』と思うことが多く、注意しながら、発散しながらやり過ごしています。

発散といっても、ナマケモノの私は「運動をする!」とか「リラクゼーションにつとめる!」とかではなく、
「食べて発散」です。
心がけているのは山菜とかちょっと辛いものそれからスパイス。
辛いと言っても唐辛子、胡椒だけでなく生姜、ニンニク、にら、ねぎなど薬味的なものも全部です。
辛いものを食べて汗をかくとなんだかスキッとしませんか?毛穴から悪いものが出ていく感じがします。
実はストレスの発散じゃないかなぁと?
お国によって色々な辛さがありますが、タイ料理、韓国料理、インド料理などが人気なのは実はみんなスキッとしたいのかな?とか思います。もちろん美味しいからと言うのもありますが。。。。
今回は簡単薬味だれを使った料理をご紹介します

しっとり鶏胸肉の薬味ソースがけ

鶏胸肉 100g 厚みがある場合は火が通りにくいので薄くしておきます

塩 0,5g
お湯 800位
中華スープ 小1
胡瓜 5cm位の長さの千切り

【薬味だれ】
ねぎ 大4
生姜 大1
にんにく 2g
醤油 大1 1/3
砂糖 大1
酢 大1
ごま油 小2
ラー油 小1(お好みで)
中国山椒 少々(お好みで)

鶏肉に塩をして10分くらい置いて下さい(鶏肉は冷蔵庫から出して30分くらい置いておく)
お湯を沸かし火を止め中華スープを入れ鶏肉を入れそのまま放置 (30分前後)
鶏肉を細く割きます。
*火が通ってない場合は鍋に火をつけ鍋肌に泡がついたら火を止め鶏肉をもう一度鍋に戻してください。
薬味だれを全部合わせます。
器に胡瓜をもりその上に鶏肉をのせ上から薬味だれをかけます。
*汗が出るほど辛くはありません。辛味はご自分の好みでお願いします。