2025.7.4

記者生活の不摂生から「30代で生活習慣病を患った夫」の検査数値が「食」でV字回復。同僚が病気で倒れるなか、薬いらずのカラダをキープ中。

漢方キッチン講師の今西清美です。

屋久島に行ってきました!
以前から巨木を見てみたい!という思いが強くあったのですが、なんやかやで年月が過ぎてゆき、ハッと気づいたら古希を過ぎてしまっていました。

それでも「今が一番若い主義」の私は計画を実行に移すことにしました。
とは言え、やはり、安全性、体力面を考え、ガイドさんのアドバイスを受けて、無理のないコースに。
実際に樹齢2000年から3000年という木々を何本も見ているうちに、悠久の時間の流れを直に感じるようになります。

そうか!この木は奈良時代より前から生えてるんだと、つい、感慨にふけってしまいます。同時に日頃の自らの生活を省みてしまいます。

 

都会暮らしはヒトの生活が中心になっていて、少しでも計画が狂うと不満に感じ、つい、短期間でそれを修正しようとします。

そして、うまくいかないと、ストレスが発生して、体の不調にも繋がってしまいます。
屋久島でも毎年大きな台風や大雨などの災害に晒されて、崖が崩れ、木が倒されています。そんな災害の傷跡もいくつか見ました。でも、よく見るとその傷跡に新しい芽が生えてきています。
「ほら、あと何百年かすると、ここも立派な森になるんですよ」というガイドさんの説明を受けると、思わず「はぁ〜」と、自分の日常と違った時間の流れをつくづく感じてしまうのでした。

住人もこの環境の影響を受けているのか、どこか、ゆったりとしています。

自然の流れに身を任せている感じを受けました。飲食店も定休日以外にも休んでいたりします。

ガイドさんもお子さんのバレーボールの大会があると仕事を休むそうです。

屋久島の住人のように自然の流れに沿って生活すると、ストレスも減るでしょう。

ひと月に35日雨が降ると言われている屋久島の滞在中、ほとんど晴天という、天祐に恵まれ、残りの人生の運気を一気に使ってしまった感がありましたが、ありがたく享受しました。

これから、暑い夏を迎えます。

今までは、つらいつらいと、避けることばかりを考えて生活してきましたが、いつか終わって秋が来ると考え、暑さを受け入れて生活することにします。
今回の旅では自然に逆らおうとせず、自然に沿って生活する事を学びました。

暑い夏にサッパリとしたキウイソースでいただく豆腐のステーキを紹介します。

ソースはサラダのドレッシングとしても、また、鶏肉のステーキなどにも応用が効きます。

ぜひ、試してみてください。

 

【豆腐のステーキ・キウイソース】

(材料)2人分

木綿豆腐・・・・・・・・・150g
醤油・・・・・・・・・・・小さじ1
油・・・・・・・・・・・・小さじ1

キウイソース

キウイ・・・・・・・・・・1個
てんさい糖・・・・・・・・小さじ1/2
塩・・・・・・・・・・・・小さじ1/4
薄口醬油・・・・・・・・・小さじ1/2

(作り方)

① 豆腐は水切りして、ふたつに切る

② フライパンに油を敷き、中火で豆腐の4面を焼く

③ ②に醤油をかけ回し、豆腐にからめる

④ キウイは皮をむき、おろし金でおろす(フードプロセッサーでもよい)

⑤ ④にてんさい糖、塩、薄口醤油を加えてよく混ぜ合わせてソースを作る