2011.11.19
最後の昼食は上海の中心と呼ばれたクラッシックホテル「国際飯店」に行きます。
今回の旅のメインの一つ。
このホテルのレストランの名物薬膳スープ「糝」というものです。
今は他に出している店はなく、国際飯店でも予約だけに対応しているそうです。
名前の由来は、乾隆帝が江南へ途中、このスープを飲んで大いに気に入って、地元の人にスープの名前を聞いたところ、特にスープに名前はなかったので、応えれませんでした。みなが口々に「なに(什)?」「なに(什)?」というのを聞いて、什と同じ発音である糝(SHEN)という字をスープに与えたということです。
コース料理の最後で出してもらうことになりました。
コースは
前菜3品
エビの炒め物
牛肉と唐辛子の炒め
国際飯店名物上海ダック
青菜炒め
魚煎り焼き
エビと豆腐の炒め
そして、糝です。
つぎつぎお料理が出てきます。
こちらが糝!!
ベースに穀物の粉が入っているらしくトロっとしています。
ハト麦も入ってますね。
全部で10数種類の薬草を使っているそうです。
中の生薬を尋ねたところ、
「桂皮・ざくろ・豆冦(とうこう)・沙参」と書き、それ以上は教えられない。と言われました。
唾液の分泌を促進して、全身潤すおかゆの一種とのこと。
お味は、薬草と味とスパイスの入り混じった複雑な味で、体が温まります。現地に来なければ、知ることのできない味、とても感激でした。
さて、旅はここで終わり。
これから飛行場へ向かいます。
普通の観光旅行とは違う、薬膳をテーマにした旅。とても充実した3日間でした。
ガイドの施さんが何度もバスの中で言ってました。
「みなさんの旅行、個人旅行だよ。団体旅行で行くところじゃないよ。ぼくたちも案内大変。」
最初2人だったガイドがだんだん増えて最終日には4人になってました。
ガイドさん泣かせかもしれないけど、おかげで楽しい旅行になりました。
最後にチャイニーズドラゴンの担当者Mさんとパチリ。
お疲れさま。
また、ぜひ近いうちにご一緒しましょう!!
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