先日のちちたけで

2010.9.14

 先日、吉岡町の道の駅で見つけたチチタケ。買った翌日にチチタケうどんを作りました。
遅ればせですが、作り方紹介しますね。
チチタケは、私の記憶は12歳ごろのときのもの。
詳しい情報がわからないので、Wikipediaで調べてみました。
「夏から秋にブナ科の林に群生する。傷をつけると多量の乳液が出て褐色に変化する。
香りが強く、調理法によっては独特の良い出汁が出るため、うどんや蕎麦のつゆなどに具として用いられる場合もある。
栃木県では毎年のシーズンになるとこのキノコを目当てに山林に分け入り、遭難し死傷する者が後を絶たないほどの人気がある。
1990年代から2000年代頃になると、乱獲や雑木林の荒廃などによって栃木県内産のチチタケは減少傾向にあり、生の日本産がマツタケ以上の高額で取引される場合もある。」
 たしかに祖母が、「昔はたくさん採れたんだけど、今じゃ野生のチチタケはマツタケより、はるかに高いんだよ。」と言っていました。
 でも、私が買ったチチタケは600円・・・・。どうなんだろ・・・。
今は栽培できるようになっているのかもしれない。
でも、いいや。まずはトライ!
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切り口から乳のような液体が出るのでチチタケというそうです。
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おばあちゃんから教えてもらったダシの作り方は、煮干でしっかりダシをとります。
水、1リットルに、煮干20g、昆布10センチ各1枚を入れて、沸騰させ、弱火で5分ほど煮てから、煮干と昆布を取り出します。
たっぷりめの油でチチタケとなめたけを炒めてダシを注ぎ、しょうゆ大さじ3、酒大さじ2、みりん大さじ1、塩ひとつまみで味を整えます。
チチタケの代わりにこれからおいしくなるいろいろなきのこを使うといいですね。
温かいダシに適度に冷めたうどんをつけていただきます。
青物は、同じく吉岡町で買ったつるむらさきです。
お味はどうかな~。
ん~。あ~。この味、この香り・・・。
鼻をくすぐるチチタケの少し油気を含んだ風味。
おばあちゃんが作ってくれたうどんに比べると、風味が落ちるな・・・。
それは、600円というチチタケの価格差なのか。それとも私と祖母の料理の腕の差なのか。
詳しい作り方を訊ねてみたくても、もうかないません。
あの味を、食べてみたい。
もう一度、チチタケを手に入れてチャレンジしてみたいと思います。