牡蠣のお雑煮

2005.1.1

あけましておめでとうございます。元旦の今日、新聞の見出しに「ひどい年2004年に決別」というセリフがあり、ちょっとびっくりしました。でもホント去年は、ひどい年でした。
先日の大規模な津波も胸が痛みます。あとの処理の遅れを見ていると、1国の危機管理だけで、何とかできるレベルではなく、アジア圏など広い範囲で協力できるネットワークが必要になってきているのでしょうね。
新しい2005年は、私も「ネットワーク」をテーマに仕事したいと思っています。

 

今日はお正月にちなんで、変わり種のお雑煮をご紹介します。忘年会などで疲れた肝臓を癒してくれます。
材料2人分:かつお出汁  300cc  牡蠣    8個    みつば  たっぷりめに
ゆずの皮    2枚    お餅  4個    酒   大さじ1   塩・醤油  適量
作り方
1)牡蠣は、塩で洗う。三つ葉は3センチぐらいの長さに切る。カツオ出汁をつくっておく。
2)お餅を焼き目をつけて焼く。
3)なべにカツオ出汁を入れて火にかけ、沸騰したら、牡蠣と酒を入れる。ひと煮立ちしたら、牡蠣を取り出す(火がとおりすぎないようにするため)
4)残った出汁に塩・薄口醤油で味をつけ、餅を入れて、やわらかくなるまで煮る
5)あたためた器に餅を入れ、牡蠣と三つ葉を乗せ、(4)の汁をかける。ゆずをあしらう

 

こちらのメニューは、私の先輩、京都在住の枝松喬さんに教えていただきました。かつては喫茶店をされていたので、彼の作るコーヒーや軽食は絶品。現在引退後は、美味しくシンプルな料理を研究していらっしゃいます。雑煮の基本は「海のものと山のもの」が入ることなのだそうです。この雑煮は、基本からはずれていますが、作ってみたら、簡単で美味だったので、紹介させてもらいました。
いろんな方に協力していただいたり、協力させていただいたりしながら、今年もカラダとココロに効く料理を作っていきたいと思っています。みなさんにとっても、明るい1年となりますように。