氷を食べるのは病気のサイン?

2023.11.16

こんにちは、

阪口です。

先日は赤羽北桜高校の授業があり、高校2年生の子供たちに薬膳の講義。

調理実習の料理で、ゼリーを氷で冷やしていたら

ひとりの女の子が

「先生、氷ちょうだい!」

と言って、氷をボウルに入れて

口の中にほおばり始めました。

「お腹冷えるよ~。」と言うと

「おいしいんだもん。」と

口の中で転がしています。

もしかして?と思って

「学校の健康診断でヘモグロビンの値が低いって言われなかった
?」

と尋ねると

「いつも貧血って言われるー。」との答え。

貧血の人に多い「氷食症」というものです。

 

貧血は、薬膳では気血両虚に分類されることが多いのですが

この学生さんもやはり、気血が足りなそうな顔色。

それでも、薬膳でやりたい研究テーマは

「ダイエット」だそうです(^^;

幸い、なつめの試食をしたら、

「おいしい」と言って食べていました。

これから数カ月の授業の中で、

 

気血を補いながら、健康にダイエットする方法を

どうやって指南するかな~と考えています。

 

我が家では、娘のお弁当にはよくレバーの作り置きを入れています。

 

レバーはいろんな味付けで食べさせていますが

娘にいちばんリクエストされるのが、

「レバーのジンジャーマーマレード煮」

新鮮なレバーをハサミでチョキチョキ切りながら、流水で洗う。
生姜のすりおろし、マーマーレード、酒、醤油で煮る。

阪口得意のシンプルレシピです。

でも、なかなか美味しいのですよ。これが。

1日ほんの少しでもいいので

女性にはぜひ食べて欲しい。

健康診断で貧血と診断されても

あまり重要と思わない家庭も多いようですから、

押しつけにならないように

同じ高校生の娘が好んで食べているレバー料理を

彼女たちに食べさせてみようかなと思ったりしています。

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さて、12月6日(水)に「珠未先生の弁証ワーククラス」を開催いたします。

例えば、「氷食症」という言葉を知識として知っていても

実際にカウンセリングで訊き出したり、行動から見つけ出すことができないと

「情報を拾う」ことができませんよね?

このクラスでは、実際の症例を使って解説し、どんな証として取るのか

また、どのような食材を「優先的に使う」と良いのかなどを実践的に学びます。

3回目にあたる今回は、「不眠」を一つのテーマとして扱います。

私のクライアントでも「睡眠に関する悩み」はとても多いのです。

薬膳では、「安神(あんじん)」「養心(ようしん)」食材を使うと

学びますが、証によっても効かないこともしばしば。

実際の症例を扱いながら、

「不眠」について、解説をしていきます。

症例データや提案するとよい食材などもレポートとして作成しますので、

見逃し配信で学んでいただくこともできます。

興味のある方はぜひ、ご参加ください。

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第2回珠未先生のライブ

薬膳弁証カウンセリング

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「公開カウンセリング」と「カウンセリング事例持ち込み」による

実践的弁証カウンセリング講座です。

【日時】12月6日(水)13時~15時

【申込期限】
普通参加:11月30日(木)
公開カウンセリング:11月26日(日)
※お申込みから3日以内に講習費のお振込みをお願いします。

【講習費】
協会会員:6,000円(税込)
⇒ withコロナ応援価格 5,000円(税込)

一般・受講生:7,000円(税込)
⇒ withコロナ応援価格 6,000円(税込)