急な咳込みに大根を!

2024.4.15

最近、家で「かけふ」と呼ばれています。

先週、三重県で「鈴鹿F1グランプリレース」があり、家族でキャンピングカーで観戦に行きました。

夜遅い時間まで、いろいろなイベントに参加していたら、体が丈夫でない私は、

すぐに体が冷え切ってしまい、東京に戻ってから咳がとまりません。

ついには、酒でつぶしたようなガラガラ声に。

家族はおもしろがって、私のことを「ねえ、かけふ!」と呼んでます(^^;

掛布雅之さんて、40代より若い人は知らないかもしれないですね。

「ミスター・タイガース」と呼ばれた阪神のバッター。

かん高くてヒューヒューと音がする声が印象的な選手でした

そんな名誉(?)な名前を付けられた通り、

本当にここ数日は、夜になると声が変わってしまうだけでなく、

横になると咳込んでしまうことも。

漢方薬だと、急な咳にはすぐには効かないので、

夜中に咳で起きてしまったときには

台所でひとり「大根」をすりおろします。

特にオススメは辛いしっぽに近い方。

3cm分ぐらいをすりおろして、はちみつを加えます。

おいしくないですが、我慢して食べると。。。。

15分後ぐらいには、咳込みが治まって、ちゃんと眠ることができるのです。

薬膳では、大根は「去痰・止咳・降気」(痰を排出し、咳を止め、気を降ろす)の食材。

特に、咳込みはじめて止まらなくなったときには、すりおろしを頓服で飲むと良く効きます。

普段から食べると風邪予防にもなるし、解毒効果も高い。

実によい働きがある食材なので、うちの冷蔵庫には必ず入っています。

ちなみに、昨日、学校で講義をしたら

「ちょっとハスキーなのが、セクシーでいい」と生徒さん方に受けがいい。

何でも、ハスキーにするために、アルコール度数の高い「ウォッカ」でうがいをする人もいるとか(;゚Д゚)

酒でのどをつぶすことも

大根でのどを整えることもできる。

私たちの身近な食材も、奥が深いです!

食材の働きや特徴を知ったり、季節や体質によって起こりやすい病とその予防法を知ったり、

薬膳を学ぶとあなたの生活がより豊かに、健康になります。

ぜひ、一緒に学んでみませんか?

<本日締切>
4月15日(月)申込まで

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