食材と薬剤の区分け

2024.6.9

こんにちは、阪口です。

今週は中国の天安門事件35年の追悼集会のことがメディアでも取り上げられていますね。

私が北京に留学したのが、1991年、事件の翌々年。

まだ情勢も不安定な時期でした。

「中国に留学に行く」

というと、ほとんどの人に「中国に学ぶものってあるの?」と言われたりしたものでした。

直感的に留学を決めてしまった私は、はっきりと反論することもできず

「行ってみないとわからない。」ぐらいの感じではあったのです。

それから、時が流れて、薬膳が日本にも浸透してきて

薬膳で自分の体調管理をしようとする方

周りの人にアドバイスできる方

仕事としてプラスαにしようとする方が増えてきました。

とてもうれしいことだな~と思います。

そして、それに伴いオリジナルの薬膳製品などをご自分で作って販売される方も多くなりました。

薬機法違反のまま、商品を販売しているケースもあり、大丈夫かな~と思うこともしばしば。

薬膳の授業自体では、食材と薬剤の区分までを教えるスクールは少なく

習った生薬をそのまま商品化するケースも多いのだと思います、

日本では、中国ほど生薬を食品として自由に使えるわけではないですし、

薬効を記載できるわけでもありませんので、注意が必要です。

実際、漢方キッチンも目黒の保健所から

「通販サイトのこの表記について、お聞きしたいので、検査とお話をお聞きに上がります。」ということで

保健所の担当者がおでましになったことが、数回(^^;

(私はビビりなので、この電話ドキドキするんです。)

私の知り合いの薬店では「医療用薬の無許可販売」ということになってしまい、1カ月の営業停止になりました。

薬膳や中医学を学べな学ぶほど「こんなマイルドな薬効のものを医療用にする必要がある?」と疑問が生まれます。

それでも、日本で生活する以上は日本の法律に沿ってやるしかないので、ここはあきらめて基礎的な知識を学び必要があります。

養生ティセラピスト講座は、生薬を多く扱います。


その生薬を使って、周りにアドバイスをしたい、仕事に活かしていきたいという方のために

第3回で薬機法の知識、最低限抑えなければならない法律について学びます。

合せて、オンラインでも学べるように29種類の薬膳食材をお送りします。

お申込みは本日6月9日まで。

養生ティセラピストPRO講座は、次回は来年以降の開催ですので

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