2010.12.27
以前、生徒さんからクリスマスのオーナメントクッキーをいただいたことがあります。トナカイやもみの木に型ぬきされて、きれいにアイシングがしてあって、食べるのがもったいないみたい。
「お店で売っているものみたいに、素敵ね！」というと、彼女が小さい頃にお母様と一緒に作ったとうのことでした。
「母は私が若い頃に亡くなったので、このクッキーを焼いたことが、母との楽しい思い出なんです。」っとおっしゃいます。
こんなにも上手に作られているのは、毎年クリスマスのたびに、お母様のことを思い出しながら、何年もくり返し作って来られたからなのだ・・・・と納得したのでした。
彼女は、関西にご主人の転勤で転居されましたが、今年は彼女のことを思い出しながら、クリスマスのお休みに、娘とクッキーを焼いてみました。
素敵なアイシングは省いて、素朴で、カラダに優しい、薬膳クッキーを作りました。
トナカイやサンタの型で、次々と抜いていくと、とてもうれしくなってきます。
でも、私、料理のことになると真剣になってしまうんですよね。。。。
三歳の娘相手に、
「生地に無駄をださないように、型抜きする！」
「仕事は丁寧に！」
「やるときは集中しなきゃだめ！」
とかダメだししちゃうんです。
そんなこんなで、できあがったクッキー。
娘は焼きあがるそばから、「こんなおいしいクッキーたべたことな～い！」と自画自賛しながら、ほおばっています。
いっぱいダメだしされて、娘にとっては、楽しい思い出になるかどうかは、疑問。
私には、娘とのうれしい記憶になりそうです。
黒ごまきなこのクッキー
材料
薄力粉 １００ｇ
市販の黒ごまきな粉 ３０ｇ（普通のきなこやアーモンドパウダーでもＯＫ）
ベーキングパウダー 小1
きび砂糖 ３５ｇ
塩 小さじ１/３
グレープシードオイル（なければ、キャノーラ油またはオリーブオイル 大さじ２と１/２l
豆乳 大さじ３
作り方
オーブンを180度に予熱する。
①ボウルに、豆乳、きび砂糖、塩、グレープシードオイルを入れて良く混ぜる。
②薄力粉・きなこ・ベーキングパウダーを計る。①を加えて全体がまとまるまで、混ぜ合わせる。
③生地を４ミリ程度の厚さに伸ばし、型抜きをする。
④オーブンに入れて１５～１７分焼く。