2019.9.25
9月25日のNHK「あさイチ」に出演して、紹介させていただいた、「梨の蒸し物」
あさイチのリンクはこちら→http://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/190925/1.html
中国では、とてもポピュラーなメニューです。
中国医学では、肺と肌はつながっていると考えます。
梨には「乾燥」のトラブルから肺を守る働きがあり、のどの乾燥や痛み、乾いた咳などがでるときに使われます。
私が北京に留学していたときも、乾燥の激しい北京の秋に子どもたちがせきやのどの痛みを訴えると、自宅で梨を蒸した薬膳を作って食べさせていました。医者に診せる前に家庭でできる養生の一つですね。
同じく肌の乾燥を防いで、潤いを与える食材である「白きくらげ」と一緒に組み合わせて食べるとさらに効果がアップします。
のどだけではなく、得意肌の保湿に効果の高い美容デザートなんです。
こちらでは、あさイチでは紹介できなかったスペシャルバージョン「白きくらげ入り」の薬膳デザートを紹介します。
温かいままでも、冷やしてもおいしく召し上がれます。
子どもたちも喜んで食べてくれますよ。ぜひお試しあれ♪
梨と白きくらげのデザート
材料(2人分)
- ナシ…2個
- 白きくらげ…5g
- クコ…大さじ1
- はちみつ…大さじ4
1)白きくらげは洗って水でもどす。ナシは上1/4ぐらいを横に切り落とす。芯をティースプーンなどでくりぬく。
2)蒸し器に入る鉢に1)のナシを入れ、くりぬいた穴にはちみつ大さじ1を入れる。周りにもどした白きくらげとクコの実を置き、残りの大さじ1のはちみつをかける。
3)アルミホイルをかぶせて、湯気の上がった蒸し器で40分蒸す。
4)蒸し器から出し、温かいうちにナシの中身をくりぬきながら、白きくらげ、クコ、蒸し汁を一緒に食べる
☆多めに作って冷蔵庫で保存することもできます。