2022.12.27
こんにちは、阪口珠未です。
このたびは、たくさんのご心配とお気遣いのメッセージを頂戴し、本当にありがとうございました。
皆さまの励ましのおかげでリラックスして手術に臨むことができました。
そして、主治医から「手術がとてもうまくいったこと。鍋が持てるようになること」を説明をうけ、ホッとしています。
今は退院して、家で療養中。疑似シニア生活を送っています(*^-^*)
スタッフの二人が「気持ちが和むように」と送ってくれたお花が、見るたびに心を癒してくれて、何度も水を替えたりして。
昨日、散歩に近くの公園に行きました。
見慣れた公園の景色ですが、冬空が今まで感じたことのないくらいに美しく見えました。
今、辺見じゅんさんの実話小説「収容所から来た遺書」を読んでいます。
主人公達は、極寒のシベリアでの捕虜生活の中で、厳しいシベリアの環境を「季語」にしつらえ、俳句に詠みつづけます。
それによって、心のゆとり、楽しさを見出し、希望を失わずに生きようとする話です。
音も凍る零下40℃の「シベリアの空」を歌に詠むことで、そこに美しさを発見し、気持ちの華やぎを感じるというくだりがあります。
「美しいもの」を見ようとすれば、そこに「美しさが立ち表れる」という、人間の心の可能性、すばらしいですね。
このドキュメンタリーは、今「ラーゲリより愛をこめて」という映画として上映中。
もう少し回復したら、見に行ってこようと思います。
今日の養生料理は、ここのところ毎日食べている「レバニラ炒め」。
まだ料理はできないので、昼は毎日すぐ近くの中華屋さんで外食!
「おっちゃん」なイメージのあるメニューですが、やはり最強のスタミナ食であり、疲労回復食です。
鉄分、ビタミンA、ビタミンB群、葉酸たっぷりのレバーと、ニラの硫化アリルとの相乗効果で、エネルギーの産生が活発になります。
薬膳でも補血養肝効果のあるレバーに、陽起草(ようきそう)の別名もある程のエナジーチャージ野菜「ニラ」は、陰陽バランスパーフェクトな一品です。
実際、食べると、私も体がふっと軽くなるのを感じます。
レバニラすごい!!
年末にむけて、疲れもたまりやすい時期。
「まち中華」でも養生できちゃうので、気楽に外食薬膳を楽しんで下さいね。