サーカスは楽し哀し

2009.2.25

 東京ドームJCBホールでやっている、「ニクーリンサーカス」に行ってきました。娘の名前は「りん」といいます。ぽっちゃり体型なので、家では「にくりん」と呼ばれている彼女。 その娘と同じ名前のサーカスということで、思わずチケットを購入してしまいました。
 当日は子ども連れでいっぱい。私が小さいころ行ったサーカスのようなテントではなくて、立派なホールです。客席もちゃんとスローブになっていて、みんながちゃんと見れます。
 空中ブランコも、ボールを使った曲芸も、ハイテクが使われていて、サーカスも進化しているんだわ~とちょっとした衝撃を受けました。
 でも、出てくる演目を見てみると、熊のダンスや、綱渡り、ピエロなど、古典的なシナリオは変わっていないのです。そして、やはり綱渡りでは、はらはらしたり、ピエロの客席を巻き込んだ遊びに加わったり、空中ブランコでは、目をつぶってしまったり・・・。
 ハイテクを使って、新しい要素が加わってもサーカスって、どこか切ないです。それは、体を張って、怪我の危険などを背負いながらの芸だからでしょうか。そして、もう2度とこの人たちとは会うことが無いかもしれないという見る側の思いがそうさせるのかもしれません。
 サーカス、私も、来ているお客さんたちも、楽しんでいるのは、子どもに見せようと連れてきている親たちの方でした。
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