2019.1.3
娘が30日から体調を崩したせいで、仕込むはずだったお節は、まったく手付かず。
「他はいらないから、栗きんとんだけは食べたい」というので
体調が回復してきた、元旦の夕方、一緒にきんとんを作ることに。
すでにお節じゃないですが、ま、いいですよね~。
脾胃が弱かった私は甘ったるい栗きんとんが苦手。
食べるともたれちゃうんです。
あるお正月に母がオレンジジュースで栗きんとんを作ってくれたら
食べてももたれなくて、とってもおいしかった。
薬膳では、さつまいもは、「食積(しょくせき)」という
消化不良を起こしやすい食材。
でも、「理気(りき)」気の流れを整えて、「健脾(けんぴ)」脾の働きを整える
柑橘を使うと、消化しやすくなる。
薬膳を学んでから、オレンジきんとんがなぜ、私の体質に合ったのかが、判明。
それ以来は、栗きんとんは、オレンジジュースで煮て、さらにゆずの皮を加えるようになりました。
【オレンジ栗きんとん】
さつまいもは皮をむいて、輪切りにして、柔らかくなるまで蒸す。
ミキサーに蒸したさつまいもとオレンジジュースを入れて撹拌する。
鍋に移して火にかけ、練りながら、水分を飛ばす。
好みではちみつを加える。
ゆずの汁を絞り入れ、皮のみじん切りを混ぜ込む。
栗の甘露煮を刻んで入れ、残りを飾る。
クチナシ無くても、自然で優しいオレンジ色に仕上がります。
薬膳的なオレンジ栗きんとん
試してみてくださいね。