2019.6.29
こんにちは、阪口です。
梅雨真っ盛りですが、これからだんだん暑くなると、熱中症や夏バテが心配ですね。
中間テストが終わった娘は、日曜日にお友達と「小江戸~川越」でお友達と待ち合わせ。着付のお店で着物を着せてもらって、川越の街歩きを楽しむという約束をしてきました。
当日は、30度越えの夏日。
和服で5時間って、だいじょうぶかな~と思っていたら、帰ってきたときには、しっかり夏バテの症状。
「頭いた~い。気持ちわるいよ~。」とベットでぐったり。
もともと、ちょっと熱がこもりやすい体質なので、堪えたみたいです。
近くのスーパーで、スイカを買って食べさせました。
「なんか、ラクになった。」と、夕食が食べられるぐらいには回復。
スイカ、なかなかえらい!
北京では、スイカはかつては夏の風物詩でした。
夏になると街のあちこちにシルクロードの方から西瓜売りが路上にお店を出し、北京人は、自動販売機の代わりに、その場で西瓜を買って食べるという習慣がありました。
さすがに今は、そんな路上出店のお店は減りましたが、夏に西瓜を食べるという習慣自体は変わりません。
薬膳的な効果では、スイカは夏バテや熱中症を防ぎます。
特に皮の部分は「西瓜皮」(そのまんまやん( ̄∀ ̄))という漢方として使われて、夏バテから来るのどの渇きを取ったり、暑さ負けからくるだるさやを取るような効果があります。
おもしろいのは、余分な水分を排出するという、「のどの渇きを取る」というのと相反する効果がひとつの食材の中にあること。
ま、自然由来の素材には、そういうことが良くあります。
西瓜の皮は、冬瓜と同じようにスープにしたりもできますし、軽い甘みがあるので、サラダの材料としても使えます。
今回は、スイカの皮で「ソムタム風サラダ」を作りました。
スイカのソムタム風サラダ
作り方はこちら→
材料(作りやすい分量)
西瓜の白い部分 200g (千切り)
きゅうり 1本(千切り)
パクチー 2株(1センチの長さに切る)
キャノーラ油 小さじ2
鶏ひき肉 80g
生姜 5g(みじん切り)
にんにく 1/2かけ(みじんぎり)
干しエビ 15g(炒って刻む)
アーモンド 40g(炒って刻む)
ナムプラー 大さじ2
レモン汁 大さじ2
唐辛子輪切り 適量
1.キャノーラ油、にんにく、生姜のみじん切りを炒めて、鶏ひき肉を加えて炒める
2.西瓜の皮、きゅうりをボウルに入れ、干しエビ、アーモンド、ナムプラーを入れて混ぜる。
3.さらにパクチー、唐辛子、レモン汁を加えてよく混ぜ合わせる。
簡単にできるので、スイカもお手頃になったら作ってみてください。
それにしても、最近は品種改良で西瓜の白い部分がどんどん薄くなってますね。
よい1日を~(^^♪