2021年新年のお話&切り餅で作る大根もち

2021.1.7

あけましておめでとうございます。
漢方薬膳研究家の阪口珠未です。
昨年は大変な1年になりました。

元号が変わった2年目から3年目は、社会的にも、経済的にも大きな出来事が起こると言われています。

●明治2年には、廃藩置県により新しい国家が生まれ、新貨幣制度の「円」が決定
●大正3年には第1次世界大戦による株式市場の不安定化
●昭和2年には、昭和金融恐慌
●平成2年から始まるバブル崩壊

私は令和2年は事故が多く、年の後半に足と仙骨の骨折を経験しました。
骨密度は30代女性ぐらいと言われて、過信していましたが、反射神経などは変わってきているのかもしれません。

いつものように出歩けない年末、近くのお花屋さんで、お花を買って飾りました。
外に出かけられない分、部屋で過ごす時間が多くなります。

毎日、花の水を変えるのですが、そのときに今まで感じたことがないくらいに、花を美しく、花を愛でる幸せを感じました。

元気で活動的にしているときは、外に向きがちな意識が、ケガで活動を制限されたことで、内側に向かい、自分が美しいと感じることに敏感になったのでしょう。

くらぶべきもありませんが、病床にあった正岡子規さんの俳句の見事さは、意識の凝集にあったのかと感じました。

ケガが治っても、この目の前の花の美しさを感じる意識は手放したくないな~と思います。

昨年のカウンセリングでは、大きな病気や長年の病気を患われていらっしゃる方にたくさんお会いしました。

ただ病気を何とか治したいというお悩みと違い、昨年は「病気になっている生活や考え方のパターン自体」から抜け出そう、変えようと相談に見えた方が多いことに気づきました。

コロナ感染の拡大で、本当に大変なことがたくさん起こった1年。
今も仕事やご家族のことで、大きな負担を負っているかたもいらっしゃると思います。

でも、コロナによる活動の制限をきっかけに自分自身の内側をしっかり見つめることができた方も多かったからなのでしょう。

だれもが、たくさんの役割を持って生活しています。

誰かの親としての自分
子供としての自分
会社の中での自分
妻や夫としての自分

などなど

令和3年は、引き続き予想外のことが起こる1年となりそうだからこそ、役割じゃない「自分だけのお楽しみ」をもって心を遊ばせたいものですね~。

そんなことを、受講生の方に新年のご挨拶でお伝えしたら、ある40代の女性からは「楽しみは鬼滅の刃の読破です」とか50代の女性からは「薬膳を実践することです」などなど。

素敵な遊びをお知らせしてもらいました。

あなたはいかがでしょうか?

私は、年末年始は、だんなちゃんの運転で、『埼玉の素敵な喫茶店や怪しいドライブインを制覇!』して遊んでいます。

こないだは、ドリンクメニューに有料の焼酎があるのに、おひやの横に「ご自由にどうぞ」と焼酎をフリーで桶ごと置いている謎のドライブインを発見しました。
おもしろいよね~、埼玉大好き。

それから、うまい下手は別として、YOUTUBE動画を撮影編集するのも、とっても楽しく感じます。

新年の新しい動画はこちら→
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ついつい食べ過ぎでしまうお正月

余ったお餅で作れて、疲れた胃腸にやさしいレシピです。

『切り餅で作る大根もち』

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今年も薬膳で心身ともに、元気でいるためのお手伝いをさせていただきます。

どうぞ、よろしくおねがいします。