2020.5.22
こんにちは、阪口です。
もう5月もおわり。少し先が見えてきた感じがしますね。
このGWはお出かけも帰省もできない長いお休みとなりました。
うちは夫婦ともに、実家が関西。
どこにも出かけられない両親たちに、家で楽しめて、安心で華やかな食事をプレゼントできたらいいな~と、心から思いました。
それなら、作ればいいじゃんと思い立ち、現在メニュー監修をしている横浜中華街招福門のマネージャーに電話したところ、「僕も薬膳スープを冷凍で食べられるようにしたら、喜んでいただけるんじゃないかなと考えていたところでした。」とのこと。
早速、点心のシェフと中華のシェフを交えてZOOMでミーティングを行い、先週から試作と試食を繰り返しています。
メニューは以下の予定です
「阪口珠未監修 食べるシールド薬膳セット(冷凍)」
◆薬膳スパイスチキンの棒棒鶏~黄精胡麻ソース
◆岩中豚の酢豚~サンザシ、陳皮、梅干タレ
◆海老とクコのチリソース
◆潤いの薬膳スープ
蛸、豚足、白きくらげのスープ
◆点心各種
①八宝チマキに。
なつめ、レーズン、クコ、ハトムギなどを蓮の葉で包んだチマキ
②白きくらげと黒豚のシュウマイ
③松の実いり腎精チャージ海老餃子
④蓮の実あんの白黒ごま団子
薬膳料理が好きな方にも、また、薬膳をご存知ない方や年配の方にも食べやすいように、おなじみの中国料理メニューに薬膳を取り入れました。
また、安心して召し上がっていただけるよう、すべて、化学調味料不使用、着色料、保存料無添加で作っています。
餃子やシュウマイなどの点心は「化学調味料のブレンドで味を決める」とさえ言われるぐらい、一般的に化学調味料が多く使われますが、今回のメニューでは、すっぽんエキスを使うことで、味に深みを出しました。
発売は6月8日ごろ。
まだ、試作段階ですが、中華惣菜は、港区の周中菜坊白金亭の歴代シェフの木下氏が駆けつけ、ハイスピードで、かなり美味しい、完成形に近づいてきています。
こんな感じで仕上がってきてます。
限定200セットで販売予定です。
また、完成が近づいたら、ご案内させていただきます。
どうぞ、お楽しみに。
以下は、余談です。
このメニューは横浜中華街のお店の応援として、阪口が関わらせていただいています。
コロナ感染拡大の影響で飲食店とエンタメ系のビジネスをされている方は、大変な数か月をすごして来られたことと思います。
阪口がメニュー監修をさせていただいている横浜中華街「招福門」も同様です。
横浜中華街は、存続の危機に陥っているお店が相当あります。
というのも、中華街が「飲食×エンタメ」というジャンルに当てはまってしまうからです。
普段は、エンターテイメント性ゆえに、たくさんの観光客が訪れる場所ですが、このような事態になると、料理を食べにくるお客様も、遊びに訪れるお客様も激減。
常連のお客様が支えてくれる町場のお店と違って、テイクアウトしようにも街全体に人がいないゴーストタウンになっています。
招福門も店舗は休業しておりますが、販売部と販売用の料理を仕込む部門のスタッフたちは、みなさまに美味しい料理をお届けするべく、元気に仕事してます。
ぜひ、お試しいただけましたら、幸いです。