2020.8.19
毎日、大変な暑さですね。
夏バテされてないですか？？
▼夏バテ防止には、酸味＋甘味▼
さて、薬膳の考えでは、夏バテ、熱中症予防には、「甘味」と「酸味」の組み合わせの食材を摂ること。
『酸味』は、津液を作り、体表を引き締めることで、汗や体液の出すぎを抑えます。
『甘味』 は疲れを癒し、気血を補う働きがあります。
レモンはちみつ、紫蘇ジュース、梅サワー
すべて、酸味＋甘味の組み合わせ、特に梅はそれだけでも、夏バテを防ぐ効果があります。
▼積極的な熱中症対策にはサンザシを▼
しかし、毎年、亜熱帯に近づいている日本の夏を乗り切るために、もう少し、積極的な熱中症予防の食材を紹介したいと思います。
夏には体温上昇や脱水などにより、心臓に負担がかかりやすくなります。
もともと心臓病のある人や高齢者はとくに注意が必要です、
しらずしらずに脱水することによって、血管内の水分が減ると、血栓が出来やすくなり、狭心症や心筋梗塞などのリスクになります。
暑い夏は、心臓を保護し、強心作用のある「山査子（サンザシ）」を使ってみませんか？
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ヨーロッパやアメリカでは、サンザシは、心臓の機能を高める食材として食べられています。
血管壁を強化し、冠状動脈血流を改善するはたらきが知られているからです。
冠状動脈とは、心臓の左右に２本あり、心臓自体に酸素やエネルギー源を豊富にを与えているとても大切な血管です。
サンザシは、冠状動脈の筋肉を緩めて広げ、夏に負担のかかりやすい心臓に栄養と酸素が行きやすい状態を作ることで、心臓の働きをサポートします。
▼特にこのような方に▼
こんな方は、サンザシを夏のドリンクに使ってみてください。
毎年夏バテしやすい方
心臓の基礎疾患のある方
高齢のご家族がいらっしゃる方
ランナーなど有酸素運動をされている方
屋外の仕事の方
中国では、このサンザシをつかったドリンク、酸梅湯（サンメイタン）を
夏になると各家庭で作ります。
夏バテ防止、熱中症予防、夏の食欲不振の改善に使われる、伝統的な薬膳ドリンクです。
味は、酸味の強いリンゴのよう。さわやかな味でおいしく召し上がれます。
消食という、消化促進の働きもあり、夏の消化力の低下が気になる方や体重の増加が気になる人にもおすすめの食材です。
▼サンザシの使い方▼
時間がなく、忙しい方でもできる最も簡単な使い方は、保温ポットに入れて、熱湯を注ぎそのまま抽出し、冷蔵庫で冷やして飲む。麦茶などと合わせてもOKです。
さらに、効果的なのは、気血を補うなつめ、有機酸の豊富で、少量のナトリウムを含む梅干しを加えて煮る「和の酸梅湯」
作り方動画は、こちらで解説しています。
『夏バテ、熱中症を防ぐ薬膳ドリンク～和の酸梅湯～』
▼サンザシはこちらから▼
抽出しやすい、サンザシを刻んだ「サンザ肉」をお求めやすい価格でご用意しています。
また、購入された方には、レシピをプレゼントしています。
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今年は残暑も厳しそうです。
薬膳で元気に乗り切って行きましょう！