2021.7.29
こんにちは、漢方薬膳研究家の阪口珠未です。
今日も暑い1日でしたね。
オリンピックの応援で、寝不足という方も多いかもしれません。
暑い時期にはタイ料理が食べたくなりますね~。
タイ料理は、コブミカンの葉、バジル、レモングラス、にんにく、生姜など胃腸の働きをアップさせて、暑さで低下しやすい食欲を増進させてくれる食材がたくさんあります。
昨日は我が家でも、簡単なタイ料理を作りました
◆鶏ひき肉と豆腐のガッパオライス
◆なめこと白きくらげ、ワカメの鶏スープ
◆スパイス醤油の枝豆
◆あさりのバジル炒め
夏になると「気」だけでなく、「陰」「血」が消耗します。
特に寝不足のときには、陰血が減ってしまいます。
陰血の消耗を補うのに、5分でできるのが、貝料理。
今回は貝の解説と簡単貝料理をご紹介します。
貝は、薬膳では、陰の潤い、血の栄養を与える効果に優れた食材です。
消耗でやつれて見えるときや、疲れが取れない、睡眠が浅いときなどに使われます。
例えば「あさり」
豊富な栄養が含まれていて疲労回復や美肌、貧血予防などさまざまな効果があります。
タウリン・・・血液サラサラ効果
ビタミンB12・・・貧血予防、美肌効果、慢性疲労の予防
鉄分・・・貧血予防
亜鉛・・・免疫力アップ
これらのビタミン、ミネラルが不足すると、活力の低下、食欲低下、抑うつが見られます。
ビタミンB群と亜鉛、鉄は日本人が不足しやすい栄養素でもあります。
ビタミンB12は、アサリに多く含まれ、疲労感が抜けないときには効果的です。
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≪5分でできるアサリのバジル炒め≫
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アサリ 300g
唐辛子の輪切り 3,4個
にんにく 1かけ
ごま油 大さじ1
バジル 1パック
ナムプラー 小さじ1
酒(塩がはいっていないもの) 大さじ3
作り方
1.にんにくは薄切りにする。
2.フライパンに唐辛子とにんにく、ごま油を入れて熱する。
3.香りが立ったら、砂出ししたアサリ、酒をフライパンに入れて蓋をして熱する。
4.アサリの口が開いたら、ナムプラーを振り入れて混ぜ、火を止める。
5.バジルを適当な大きさにちぎって混ぜる。
ほとんど包丁が要らないので、気軽に作れます。
そして、このアサリのバジル炒め、作りたてもいいのですが、冷えたのも美味しいのです。
たくさん作っておいて、冷蔵庫で保存しておくと、前菜やお酒のあてにもピッタリ。
ひんやりとしたアサリが、とってもおいしいんです。
まだまだ夏日が続きます。
体力落とさないように行きましょう(^▽^)/