【1日1養生#26】バテ気味のあなたに 「うなぎの代わりにあなご丼」

2022.6.8

こんにちは、阪口珠未です。

急激な温度変化に体がついて行かない毎日ですが、お元気ですか?

「スタミナ食」と言えば、思い浮かぶのは「うな丼」

でも、実際は「うな丼を食べると疲れる」「もたれる」という人がけっこう多いんです。

というのも日本人は脾胃がが弱い人が多いので、うなぎの脂が負担になる人がかなりいます。

また、砂糖としょうゆを煮詰めた「ツメ」も消化に負担をかける味付けなのです。

ダイエット中の方にはそのカロリーの高さもきになりますね(^^;

そんな方のスタミナ食には、「穴子」がオススメです。

もちろん栄養価的にはウナギの方が高いのですが、何と言っても脂質はウナギの半分以下。

ビタミンAやDHA、EPAなど美容とエイジングに関係する栄養素はしっかり含まれています。
薬膳的にも気のエネルギーを補って、疲労を回復してくれます。

穴子は淡水と海水が交じり合う汽水域に生活しています。

梅雨になると増水で豊富な栄養分を含んだ餌が流れてくるため、穴子はそれを食べて栄養を蓄えます。
この時期の穴子は「梅雨穴子」と呼ばれ、特においしくなります。

魚屋さんで生の大ぶりのあなごを見つけたので、「蒸しあなご」にしました。

◆きれいに洗って、包丁の裏でしごいてぬめりを取る。
◆適当な大きさに切って、酒を振りかけて蒸す。
わさび醤油で食べると、ふんわりしたあなごの柔らかさと、ジューシーなのにあっさりした風味でとっても美味です。

うちは夫も娘もあなご丼が好きなので、醬油とみりんで軽く煮たタレを塗って軽く炙って、蒸しあなご弁当にしました。

弁当箱って意外に大きいから、丸ごと1匹分のあなごがきっちり入りました。
「買ったら高いよ~」と言いながら持たせましたが、味はどうだったかな?

【1日1養生#26】
バテ気味のあなたに 「うなぎの代わりにあなご丼」

今日のお弁当

●蒸しあなご丼
●豆もやし・小松菜・木耳の和え物
●アスパラと鶏肉の芥子ダレ

今日もよい1日を!