2023.11.9 お知らせ 日々思うこと 阪口珠未ブログ「未来を信じてる」 こんにちは もうすぐ「翔んで埼玉2」が封切り予定で、 今からワクワク。 埼玉愛が止まらない阪口です。 先日、埼玉の川島町にある「金笛醤油」さんに行ってきました。 こちらは創業200年以上の老舗醤油屋さんで、 昔ながらの伝統製法で醤油を作っています。 金笛醤油パークとして、見学を受け入れていて ガイドさんが醤油の製造過程を案内してくれます。 圧巻なのは、醤油の仕込み蔵。 タンクで速成する大手メーカーの醤油の製造過程とは違い、空調のない蔵の中に 木の樽が並びます。 樽の中ではもろみの表面がふつふつと沸き立っていて 発酵が進んでいく様子が見て取れるのですが 不思議に引き付けられて目が離せない。 あたりは、独特なもろみの香りが濃厚に立ち込めています。 最後に、醤油の試食をさせてもらいました。 木桶と麹カビのよい香りのする醤油に うっとり。 カラダも心も喜んでいる感じがしました。 特に『常若(とこわか)』がすばらしい味。 「埼玉県産原料」を 「埼玉県産木材」で作った大桶に仕込んで、 なんと醤油の常識を突破した 3年の長期熟成だそうです。 フルーティーで、まるでワインのような香りでした。 『永く続くものは常に若々しく、 時代と精神を継承するためには常に改めて新しくし すべてを変えなくてはならない。』 という思いから作られた醤油だそう。 日本は長寿企業が多いことで有名ですが 長く続く企業は 常に新しいチャレンジをしているのですね~。 こちらの「金笛醤油」さん 規模は大きくはないですが、 埼玉県産の大豆等こだわりの製造工程が見学出来ます。 併設のレストランはそれほど高くない値段でうどんや 醤油を使ったスイーツも提供。 また古い樽を利用した遊び場や休憩スペースも 風情があって楽しいスポットでした。 それにしても この醤油の香りが立ち込める空間で 過ごしていると 本当に気持ちが落ち着くのを感じます。 私たち日本人の体には 先祖から受け継いだ 「醤油遺伝子?」があるのかも ですね!